内政でパッとしない時は外交で点数を稼ぐのが安倍内閣だろうと思っているが、麻生さんのせいでなんだかおかしなことになりそうだ。
トランプ大統領と結構親密な関係を築いてきたことが国際社会の中では役に立っているようで、安倍総理がイランとアメリカとの仲介役を引き受けるようになったことは大いに評価すべきだと思うが、どうも麻生さんが足を引っ張ってしまったようだ。
要らんことをした、などとは言わないが、これで安倍総理のイラン訪問が齎すはずの政治的効果が殆どなくなったと言っていいのだろう。
そろそろ麻生さんには、お疲れ様でした、と言ってあげた方がいい。
大した争点がないはずの参議院選挙にわざわざ争点を作ってあげたようなものだから、安倍総理も自民党の選対も内心では苦虫を潰しているのではないかしら。
受け取らない、と啖呵を切ってしまったのに、今更受け取ります、などとは言えないだろうから、国会が閉会するまでこの問題が尾を引くのは確実である。
6月19日に党首討論を開催することが本決まりになったそうだから、野党の皆さんはここぞとばかり攻勢に出るのだろう。
これで内閣不信任案の提出は、確実になった。
どんな党首討論になるのか、要注目である。
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- 2019年06月13日 14:06