ネットでは「不安は消えない」との声も
自民党の撤回要求について、ネット上では「参院選を前に都合の悪い報告書をなかったことにしている」「いまさら撤回しても、年金だけでは老後に安心した生活が送れないという国民の不安は消えない」などの声が上がっている。
一連の流れに関して、前東京都知事の舛添要一氏は「麻生財務相は受け取り拒否、自公も撤回要求。参院選前の人気取り合戦の典型」とTwitter上で批判。ジャーナリストの佐々木俊尚氏は「受理しなくても現実は変わらない。誤解であれば何が事実かきちんと提示してほしい」と指摘した。
「老後2000万円不足」で話題の金融審議会報告書、「高齢社会における資産形成・管理」、麻生財務相は受け取り拒否、自公も撤回要求。参院選前の人気取り合戦の典型。皆、きちんと読んだのか。長寿化に伴う問題点を指摘した内容で、評価できる。どこまで日本人は劣化するのか。衆愚政治の極みである。
— 舛添要一 (@MasuzoeYoichi) 2019年6月11日
受理しなくても現実は変わらないと思うのですが。もし誤解であれば何が事実かをきちんと提示してほしいです>安倍首相は「国民に誤解や不安を広げた」/「老後2千万円」報告書撤回へ 麻生氏「受理しない」 https://t.co/xhvsHOClGT
— 佐々木俊尚 (@sasakitoshinao) 2019年6月11日