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中国PPI、5月は製造業軟調で伸び鈍化 CPIは加速


[北京 12日 ロイター] - 中国国家統計局が12日発表した5月の生産者物価指数(PPI)は、軟調なコモディティー(商品)需要や製造業の業況低迷を背景に前月から伸びが鈍化した。

一方、消費者物価指数(CPI)は、豚肉や果物の価格が大幅上昇し、過去1年余りで最も高い伸びとなった。

PPIは前年同月比0.6%上昇し、前月の0.9%から伸びが鈍化。市場予想とは一致した。

PPIの減速は5月の製造業の業況低迷に一致する結果となった。5月は原材料価格が0.6%下落し、石油・天然ガス生産など上流部門の価格上昇が鈍化した。

5月のCPIは前年同月比2.7%上昇で市場予想と一致し、2018年2月以来の高い伸びとなった。アフリカ豚コレラの感染拡大を受けて豚肉の供給減少が続いていることが影響した。

食品価格は前年比7.7%上昇と、4月の6.1%から伸びが加速し、2010年1月以来の高い伸びを記録。

生鮮果物も前年比26.7%急騰。主要産地が悪天候に見舞われたことに加え、米中貿易摩擦が激化するなか代替の供給源を確保することが難しくなった。

食品とエネルギーを除くコアCPIは前年比1.6%上昇と、前月の1.7%から伸びがやや鈍化。

CPIは前月比では変わらずとなった。

アナリストらは向こう数カ月はCPIに多少の上昇圧力がかかると見込むが、消費者物価の上昇が中国人民銀行(中央銀行)による金融緩和の余地を狭めると考える人は少ない。

キャピタル・エコノミクスは12日付の調査ノートで「経済成長率の強い回復が見込めず、コモディティー価格の低迷が続くとみられるなか、PPIと食品を除くCPIの上昇余地はあまりない」と予想した。

*内容を追加しました。

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