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【Amazon Go】、最新店はNYミッドタウン!スタバのコーヒー&エスプレッソで人員増?


■レジなしコンビニエンスストアのアマゾンゴーが11日、ニューヨーク2号店をオープンした。

場所はニューヨーク市マンハッタンのミッドタウンで、パーク街沿いの40丁目と50丁目の間(300 Park Ave, New York, NY 10022)。五番街と六番街の間に位置するロックフェラーセンターから徒歩で5分程度の距離だ。

13店目となるアマゾンゴーは1,700平方フィート(48坪)で、ブルックフィールド・プレイスSCに5月7日にオープンしたNY1号店より広くなっている。

扱う商品は「朝食、ランチ、ディナー、スナック、主な食品類(Breakfast, Lunch, Dinner, Snacks, Grocery Essentials)」となっている他、コーヒー&エスプレッソも提供している。

コーヒーはシアトル3号店(300 Boren Ave N, Seattle, WA 98109)でも先月から提供しているが、NY2号店ではコーヒーを3種(ブロンド、ミディアム、ダーク)にエスプレッソも12種類に拡大し、それぞれ45分毎に淹れかえていく。

他には「マグノリア・ベーカリー(Magnolia Bakery)」のカップケーキや「ヘイル&ハーティ・スープ(Hale and Hearty Soups)」のスープ、「エッサ ベーグル(Ess-A-Bagel)」のベーグルなどニューヨークで人気のグルメも扱うとしている。

営業時間は月曜~金曜が午前6時~午後8時となっているがビジネスマンを対象にしているためか土曜・日曜は休店となる。

NY2号店は1号店と同様に現金支払いにも対応する。アマゾンゴーはスマートフォンにダウンロードした専用アプリのQRコードで入店するのだが、キャッシュ対応ではエントランス常駐するグリーター(案内係)が現金支払い客を入店させることになる。

グリーターがQRコードをスキャンしゲートを開けお客を入れるのだ。支払いは店内にいる専用スタッフが端末を使い対応し、釣り銭の現金もスタッフが携帯してペーパーレシートも渡されるのだ。他のアマゾンゴーでも順次、現金支払いにも対応していくのだ。

 キャッシャーフリーとも呼ばれるアマゾンゴーは人工知能やコンピューターヴィジョンを駆使することで、レジでの精算なしで食品を買うことができる革新的な店舗。

QRコードで入店すると、エントランスのゲートが開いて入店できるのだ。あとは購入したい商品を手に取り店を出ていくだけの「ジャスト・ウォーク・アウト(Just Walk Out)」となっている。

入店と同時に天井に設置されたカメラやセンサーによって利用者の行動が追跡される。棚にも重量センサーが装備され、商品を手に取る行動もトラッキングするようにもなっている。店から持ち出した商品はアマゾン・アカウントにあるクレジットカードに自動的に課金される。

カメラやセンサーで得たデータから商品の動きを把握し、人工知能(AI)のディープラーニングを駆使して正確に決済するのだ。

一方、アマゾンゴーなどキャッシュレス化に対して禁止する動きがでてきている。ペンシルベニア州フィラデルフィア市は3月、クレジットカードやデビットカードなどによるキャッシュレス決済しか認めない「現金お断り」店を禁じる全米初の市となった。

これに続いてニュージャージー州もキャッシュレス事業を禁じた。ニューヨークやサンフランシスコ、シカゴ、ワシントンDCでも同様にキャッシュレス店を禁じる法案を検討しているのだ。

 皮肉にもアマゾンゴー最新店は現金支払い対応に最大15種となるコーヒー&エスプレッソを45分毎に淹れかえる作業など人手を必要とする。NYミッドタウンのビジネス街ではランチ時の商品補充も忙しくなることから省人店とはいかないのだ。


シアトルにあるアマゾンゴーではコーヒーを提供している(撮影時にはエスプレッソはなく、キャンペーンで5月11日までコーヒーは無料だった)。そこに置いてあるペーパーカップにコーヒーをいれるだけで課金されるだが、なんと自分のタンブラーを持ち込んでもOKなのだ。容量の大きいマイタンブラーなら1杯分の料金で好きなだけコーヒーを持ち帰れることになる。NY2号店はこれ以上にスペースをとって最大15種となるコーヒー&エスプレッソを提供する。45分毎に淹れかえるストアポリシーにタンブラー持ち込みOKならば、さらにスタッフが必要(特に出勤前)となる。

⇒こんにちは!アメリカン流通コンサルタントの後藤文俊です。アマゾンゴーのサイトでは3週間前からサンフランシスコ4号店のオープン告知がされています。13号店目はサンフランシスコ・フィナンシャルディストリクトのエンバーカデロセンター内だと思っていました。おとり?を使って油断をさせておいて、最新店はニューヨーク・ミッドタウンになりました。

約50坪となるミッドタウン店ではコーヒー&エスプレッソが提供されています。ビジネスマンを対象客にしているアマゾンゴーはコーヒーが必要と当ブログで指摘していました。実は先月からシアトル3号店でスタバ・コーヒーを提供しています。当社のIT&オムニチャネル・ワークショップでは朝食もホテルでとらずアマゾンゴーで調達しています。で、先日、クライアントとシアトル3号店に行ったところコーヒーの提供が始まり、キャンペーンで無料となっていました。で、アマゾンゴーのコーヒーは1種類のカップでの提供となっていました。料金は均一1.85ドル。


アマゾンゴーでコーヒーを持ち帰ったときのeレシート。コーヒーは均一1.85ドルとなっていた(1.85ドルは下の項目で引かれており無料)。

⇒アマゾンゴーのコーヒーはポットで提供されており、ペーパーカップを取って利用者が自分でポットからコーヒーを入れるセルフです。POPをよく見ると驚くことに、店に置いてあるペーパーカップの他にタンブラーに入れて持って帰るのもOKとなっていました。ご存知の通りアマゾンゴーでは量り売りはできません。コーヒーポットによるセルフサービスなので、巨大タンブラーを持ち込めば1.85ドルで好きなだけスターバックスのコーヒーを持ち帰れることが可能です。

実験してみないとわかりませんが、利用者一人で複数のマイタンブラー持参なら1.85ドルでおかわり自由となるのでしょうか?いずれにせよコーヒー&エスプレッソを提供するアマゾンゴーNYミッドタウン店は速攻で売り切れになると思います。特に時間のない出勤前なら、スターバックスが近所にあっても「ジャスト・ウォーク・アウト」の利便性でアマゾンゴーにいくはず。マイタンブラー持ち込みOKならコーヒーの補充だけでもスタッフは大忙しになります。

アマゾンゴーに行く機会があれば早速、コーヒー実験をしてみたいと思います。

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