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カネカ企業サイトの育休関連ページ「故意に消したのではない」「旧サイトが見えていて誤解を招いた」担当者説明

画像は同社公式サイトのキャプチャ

「カネカで働いていた夫がパタハラに遭った」という趣旨のツイートが話題になっている。呟きは6月1日に投稿されたもので、4月下旬に育休から復帰した夫が、復帰2日後、5月から転居を伴う異動をするよう命じられたという内容だ。

寮から戸建てへ引っ越したばかりであることなどから、会社には異動を1~2か月延期してもらえないかかけあった。しかし聞き入れてはもらえず、有休の消化も認められないまま、5月末日で退職したと説明している。

このユーザーは、カネカと直接名指しで書いていたわけではないが、同社のキャッチコピー「カガクでネガイをカナエル会社」も一緒に投稿。ネット上で注目が集まることとなった。

さらに、これら一連のツイートを受け、同社が企業サイトから、育児休業や男性の育休取得に関するページを削除したという噂が広がった。しかし、同社の広報担当者はキャリコネニュースの取材に対し、「故意に消したものではない」と噂を否定した。

一連のツイートには「弊社宛の書き込みではないのでコメントは差し控える」

担当者の話によると同社は今年2月、ホームページのリニューアルを行った。旧サイトでは「ESG(編注:環境・社会・ガバナンス)」の「社会」内に「社員と共に」という小分類を作り、「人材育成」、「ワークライフ・バランス」などの記載ページを設けていた。

育休の制度説明は介護休業などと共に「ワークライフ・バランス」のページにあり、制度概要や取得人数の内訳などを書いていた。リニューアル時にこのページは削除された。

新サイトでは「ESG」の「社会」の説明項目は残ったが、その下の「社員と共に」は消え、「ワークライフ・バランス」のページも消滅した。しかしネット上では、リニューアル前のページが一部で閲覧可能になっていたようだ。担当者は、

「ツイートの内容を受けて故意に削除したわけではない。旧サイトのページが見られるようになっていたことで誤解を招いた。弊社の不手際だった」

と説明していた。

育休を取得した男性社員のコメントや取得人数、社内で行った介護セミナーの様子など、旧サイトには具体的な事例が載っていた。新サイトではこれらの記載はなく、制度の名前と概要を記載するのみに留まっている。この変化については、「サイト再編の過程で変更した」としている。

同社には現在、ツイート内容に関する意見や問い合わせが来ているというが、件数は明かされなかった。一連のツイートについては、「現状、弊社宛の書き込みではないので、コメントは差し控える」と述べた。

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