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酒が飲めない人は採用しないという言い分は時代錯誤も甚だしい

酒が飲めない人は採用しないという会社があることに驚きました。
 今時は、タバコを吸う人は採用しないということの是非が言われていますが、酒を飲めない人は採用しないって許されるんでしょうか。

カリスマ社長伝授「正しい飲み会の作法」 」(ブロゴス)

 正しい飲み方の中には、飲酒の強要はダメってありますが、それは当然のことなのですが、そもそもこの会社は、飲酒ができないという人は採用しないというのです。
「うちは会社説明会で、事前に「お酒が飲めない、あるいは、お酒を飲みに行くのが好きじゃない男性は、採用しません」と明言しています。」

 私は、こんな社長の下では働きたくもありませんし、これが「カリスマ」社長の実態なんだろうなと思います。
 ワンマンの臭いがプンプン悪臭を放っていますが、飲酒大好きな人たちにとっては居心地が良いのかもしれません。離職率が低いのが自慢のようですが、飲酒仲間のもたれ合いにしか見えず、コミュニケーションができているからという自己評価にも違和感を覚えます。
 むしろ、自分にとって異質なものを排除した特殊な世界というところでしょうか。


 費用はすべて会社持ちというのは当然のこと、しかし、ほぼ業務命令での宴席の出席強要なのですが、時間外労働としての割増賃金を支払っているのかどうかの記述はありません。恐らく払っていないでしょう。会社で払っているのであれば、こうした「カリスマ」社長は当然に自慢するはずだからです。
 22時30分で切り上げる決まりにはなっているようですが、そんな時刻になるまで会社に拘束などされたくもありません。
 しかし、酒飲みにとっては、娯楽の時間、ホクホクなのかもしれません。酒を飲まない私にとっては、この感覚にも全くついていけないところです。

 飲酒ができなくなったら、事実上、退職せよということになるのかもしれませんね。飲酒の強要はしなって、結局、飲みたくないときだって、あるいは年をとれば飲みたくなることだってあるでしょうに、結局、飲酒を強要していることにも気づかない愚かさがあります。
 未だにに酒飲みの論理がまかり通っているという前近代的な会社があることにも驚きますが、こうした高齢の「カリスマ」社長をこのような記事で持ち上げてしまう感覚も理解できません。

※「うちの会社では採用しない」という発言は、別の方のものでした。元記事の引用を誤り、誤った記事となりました。お詫びの上、訂正いたします。ご指摘がありました。御礼申し上げます。

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