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ゴジラ キング オブ モンスターズ 鑑賞直後の興奮で書きます

チキンのおまけカードはモスラ

※個人ブログゆえ、それなりの・・・いや、相当のネタバレがありますのでご注意ください。

一日千秋、この約一年間そんな思いで待ち続けた5月31日。こんなに待った日がなかなか来ないというのは子供のころ以来だろうか。今日はついに待ちに待った「ゴジラ キング オブ モンスターズ」の公開日である。あのYouTubeで見た公式トレーラーから感じ取る興奮、きっとこんな怪獣映画が見たかった、そんな映画になるに違いないと信じさせるに十分だった。

準備は万端・・・とは言えない。敵は己の中にあった・・・。と書くとかっこいいのだが実は全然カッコよくない理由がある。先日書いた下痢がまだ収まっていなくて(笑)この日は朝から数時間置きに何度もトイレに駆け込み続ける体調だったのだ。いろいろ言われたものの、やはり精神的不安は残り、万全とはいいがたい体調で臨むしかなかったのだ。

ただ、出発前に可能な限り"出して"から出かけたが。ただ、若干予想外にも今回は劇場限定グッズがドリンクのカップではなく、チキンにつくおまけカードだったので、これを入手するにはチキンを食べる必要が出てしまったので、下痢の心配はあっても買う必要が出てしまったのだが。まぁチキンおいしかったからいいけど。

席は当然、解禁と同時に予約した"いつもの席"。ただ、今までと違うのは普段なら会場内の前方になる"いつもの席"の周辺は誰もいないのだが、今回は前方と後方に一人ずつ、それぞれわたしから一つズレるように三人斜めに座る光景になった。

多分彼らは今までは初日以外に"いつもの席"に座る人たちだったんだろう。でも、今回はどうしても初日に見たくて予約を入れたが、すでにわたしが予約済だったので仕方なくズレた・・・。そんなところだろうか。残念ながら良い席の確保は闘いなのだ。もちろん大半は例によって真ん中より後ろばかり座っていたのだが。

久々に思った。生きていてよかった。かつて20年前、ゴジラがハリウッドで映画化されると聞いたときに思い描いたアメリカの技術とセンスで日本の怪獣映画が再現される姿。夢に終わった妄想が、その夢が目の前に展開していた。前回のような出し惜しみも肝心の怪獣を移さない間接的描写も一切なし! 最初から最後まで容赦なく怪獣たちがパワー全開で、圧倒的に強いままで大暴れする映像が、センスと技術と精神がついに理想の域に達した神の誕生の瞬間だった。

中でもやはり特筆すべきはゴジラ。どれだけ日本のゴジラが好きなのよ、とファンを喜ばせる描写のてんこ盛り。特にVSシリーズの要素が終始これでもか、と言わんばかりに押し込められて、何度「この映画はわたしを殺す気が」と思ったことか。その最大のものは、海から現れるゴジラのタイミング。ほぼVSシリーズのそれそのままである。しいて言うならゴジラ方向のタイミングくらいか。

そして、その姿に流れるBGMは「ゴジラのメインテーマ」そのものが使われている! もちろんあの曲を背負うにふさわしい風貌と迫力を本作のゴジラが持っていることは言うまでもない。最近の缶コーヒーボスのCMでも思ったが、この曲を背負い続ける限り、ゴジラは不滅であることが改めて魂でわかる。

と、言っても欠点がなくもない。モスラ、特に幼虫モスラがかなりCG臭く、その変化が美しく描かれなかったこと。そしてラドンとモスラが思ったより活躍しなかったこと。特にラドン、もっと活躍を期待していたのに!! お前今回怪鳥じゃなくて蝙蝠だろ!!!

まぁ一番やりたかったのは日本の過去作の要素をガンガンつぎ込んでのゴジラとギドラの二大怪獣のスーパーバトルだろうし、他の怪獣の出番が削られてしまうのは仕方ないか? 改めてトレーラーを見直して削られた要素を想像するのも一興かも。

そうそう、トレーラーでは怪獣と米軍が戦うのかと思っていたのだけれど、怪獣にやられるのはもっぱらモナークの戦闘部隊で米軍そのものではなかった。結局「アメリカの怪獣映画では米軍が怪獣に一方的に負けたりしない」の鉄則は守られたように思う。そこはやっぱり無理なんかなぁ。

気が付けば、当初の心配事であった下痢など完全に吹っ飛んでいた。精神的なダメージによる体調不良なら、それを吹き飛ばすほどの興奮を感じて忘れてしまえば吹き飛んでしまうのも道理だ。最高の怪獣映画はわたしにとって最高の良薬だったのかも知れない。

スタッフロールも見事に凝っている。キャストにGODZILLA、KINGGIDRAH、MOTHRA、RODANの四怪獣が他の登場人物と並んで最後に記載されているが、演技者がすべて「HIMSELF」となっているのはニヤリ。

まだ、ゴジラのメインテーマが劇中に使われたほか、エンディングではモスラの歌(曲のみ)が使われた関係で伊福部昭と古関裕而両氏の名が、一番最後には前作の実現に尽力した坂野義光氏とゴジラのぬいぐるみに12作入り続けた中島春雄氏の名が、特に中島氏は写真入りでホロリ。ぜひ最後まで見逃さないように。

しかし、ここまでやって大丈夫なのだろうか? もちろん次回作となる「ゴジラVSコング(仮題)」の話だ。本作でここまでのバトルを描き、キングギドラという特殊能力満載の強敵を倒すためとはいえ、歴代最強と言っても過言ではないゴジラに相手がいくらキング候補でも「髑髏島の巨神」の時程度のコングで歯が立つのか?

そしてそれ以上の満足のいくバトルを見せられるのか? なにせこのカードほどどっちが勝つか分からない、頂上決戦にならなければならない怪獣バトルの組み合わせは他にないのだから。ひょっとしたらラストバトルは決着がつくどころか第三の敵を相手に両者が組んで戦う、になるかも。そうでもないと収まりそうにない。

ただ、ここまで描けるスタッフならもう大丈夫だろう。ただ、また来年まで長い時間の経過に苦しむことになりそうだ。もちろんそれ以上に次が楽しみで仕方ないのだが。

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