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ミュージシャンには良いトレーダーになれる才能がある!?

『新マーケットの魔術師』(ジャック・D・シュワッガー著)に登場するリンダ・ラシュキ氏は、たしかピアノが上手かったと思います。私の場合は、バイエルを卒業しただけなので、トレードは相変わらず下手くそです。コンサート・ピアニスト級の腕前になっていれば、おそらく伝説的なトレーダーになれたことでしょう。

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こんな記事があります。

WHY MUSICIANS MAKE GOOD INVESTORS (なぜミュージシャンは良い投資家になれるのか)

書いたのはデービッド・ケラー氏、シエラ・アルファ・リサーチ社でテクニカル・アナリストを務め、フィデリティやブルームバーグで働いた経験もある人です。

私の良き友、故人となってしまいましたが、彼はトレーダーになる前はロック・バンドでドラマーをしていました。トレーダーとしての彼の成績は不思議でした。他人の口座で取引する時は極めて素晴らしい成績なのですが、自分の口座では損を出していました。自分の金でやると感情的になってしまい、つまらない間違いを犯してしまうのだそうです。

話をケラー氏の記事に戻します。ミュージシャンが良い投資家、トレーダーになれる理由の一つは、ミュージシャンは創造的だからです。もちろん、創造性に富んだ人はミュージシャンだけではありませんが、ケラー氏はこう書いています。

良い演奏家になるには、単に音符どおりに演奏するだけではダメだ。何度も何度も練習して、音楽を完全に自分のものにする必要がある。要するに、最終的には、自分独特のスタイルで演奏できるようになることが大切だ。トレードも同じだ。先ず、本やセミナーなどを通してトレードの方法を学ぶ。そして、実際にそのやり方でトレードの練習をしてトレード方法を身につける。繰り返し練習することでトレード方法が改善され、結果的に自分なりのやり方が完成する。

『投資苑』を書いたアレキサンダー・エルダー氏も同様なことを述べていました。「成功しているトレーダーは、自分独特のトレード方法がある。」

その次にケラー氏が指摘しているのは「パターン」です。

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指揮者は楽譜を見ることで、バイオリンやビオラ、それに他の楽器がどのように演奏されるかが分かります。言い換えると、楽譜を見るだけで、現時点ではどの楽器が主役なのかが分かります。

トレードの世界には、楽譜に匹敵するチャートがあります。

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トレーダーはチャートを見ることで、現在のマーケットに展開されているパターンを読み取り、次の動きを予測することができます。音符を長年見て育てられたメロディーやパターンを認識する能力は、チャートの分析にも応用ができるようです。

内科医として働く友人は、会うたびにバイオテクノロジー株で儲けた話をしてくれます。人様の前で演奏できるような腕前ではありませんが、彼はバイオリンを弾くことができます。損をした話は一度も聞かされたことはありませんから、彼は今世紀最も偉大(?)な投資家かもしれません。

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