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「もう言語道断としか言いようがない」中央官庁の薬物汚染について原口国対委員長


 原口一博国会対策委員長が30日、定例記者会見を国会内で開き、中央官庁のキャリア官僚が相次いで覚醒剤取締法違反容疑で逮捕されていることについて、政府全体として綱紀粛正に取り組むように強く要請した。

 原口委員長は、まず川崎市で起きた通学途中の小学生たちを狙った通り魔事件について触れ、「犠牲になられたお2人のご冥福をあらためてお祈りするとともに、重軽傷を負われた17人の1日も早いご快癒をお祈りする」と語った。その上で「原因を解明して防止に取り組んでいきたい。国会としてもしっかり取り組んでいきたい」と述べた。

 経産省のキャリア官僚に続き、文科省のキャリア官僚が覚醒剤取締法違反容疑で逮捕された事件については、「もう言語道断としか言いようがない。覚醒剤が中央官庁に蔓延してるのか。あるいは社会全体にまん延してきているのか。一つ出ると他にもあるとよく言われるのが、この覚醒剤だ」と述べた上で、政府全体として綱紀粛正に取り組むように強く要請した。

 自民党の森山国会対策委員長が「会期延長は必要はない」と述べたと報道されたことについては、「まずは会期の話をする前に、予算委員会から逃げ続けていることを真摯(しんし)に反省してほしい」と、一刻も早く予算委を開催するよう求めた。

 国家基本政策委員会の野党理事会で29日に国民民主党から国会改革について提案を示したことについては、各党に「持ち帰っていただいている状況」であると説明した上で、「党首討論ができた時の原点がいくつも歪んでいるので、これを正して、しっかりとした国会改革を行っていきたい」と語った。

 桜田前オリンピック・パラリンピック担当大臣の発言については「そもそも人権に対する意識が欠如してる。こういう方が大臣を務めていた、あるいは議員を務めているということに強い危機感を持っている」と発言を批判した。

 野党6党派が職勧告決議案を衆院に提出している元日本維新の会の丸山穂高衆院議員については、「今日、議院運営委員会を開き、(北方領土視察に)同行した職員からの聴取をするということが報告された」と報告。「事実関係を確認をしてしっかりとした国会としてのけじめにつなげていきたい」と語った。

 この問題について日吉雄太国対委員長代理は「いろいろな方の発言、失言が問題になっているが、失言というレベルではなく、やはり元々の考え方がおかしいわけで、それをマニュアルでどうこう対処できる話ではない。やはりその考え方そのもの問題点をしっかりと正していかなければいけない」と述べた。

 また原口委員長は、日米貿易協定の密約について野党合同ヒアリングが開催されることについて触れ、この問題について日吉委員長代理が担当することになったと報告した。

 本会議の法案処理については、「きわめて重要な法案ばかりだ」と述べ、独禁法の改正案について「有識者の皆さんとともに、かなりよい修正案をつくることができた」と語った。

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