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朝ドラ『なつぞら』東京編は、ちょっとつまらない

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じゃ、どうするかというと、人件費を削るために、固定給ではなく歩合制にした。最初は部分的な歩合給だったのが、完全歩合制になった。その歩合の単価がおそろしく安かかったために、アニメーターの年収は著しく低下した。
アニメ業界そのものが、ブラック業界に変貌することになったのだ。

詳しい経緯を知りたい方は→ 『アニメーションという原罪

『なつぞら』で描かれるアニメーターの世界は、まだ平穏で恵まれていた時代の話となる。
そう、地獄の世界になる前の、天国だった時代だ(^_^)。

それはさておき。
朝ドラは、東京放送局の作るシリーズと、大阪放送局の作るシリーズが、交互に制作されている。
『なつぞら』は前者。

東京放送局のシリーズは、東京を舞台にしたいらしく、田舎から東京に上京してくる……という展開になる。
大阪放送局の場合は、大阪が舞台になる。

『半分、青い。』と『ひよっこ』も、田舎から上京してくる話。
動機は違えど、若い娘が東京を目指すことに変わりはない。

で、3つの作品に共通しているのは、田舎編と東京編で、ドラマのテイストがガラッと変わってしまうことだ。まるで別のドラマのように。
そりゃ、環境が変わるからといわれればそうなのだが、あまりにギャップが大きすぎる。

そこまで変わるのであれば、最初から東京編でいいんじゃね?……といいたくなってしまう。
田舎編は、回想シーンにしてしまえばいい。
『なつぞら』は、特にギャップというか落差が大きい。

あの、北海道の牧場生活はなんだったんだ〜?(^_^)b

少女よ、東京を目指せ!」的なドラマは、そろそろ卒業してもいいのでは?
いつまで、東京・イズ・ベストを謳うつもり?
田舎で地道に夢を実現する朝ドラがあってもいい気がする。

また、アニメーター経験者からいわせてもらえば、アニメーターの仕事や日々の生活に、たいしたドラマはないからね。
あるのは、机に向かって鉛筆を走らせ続けることと、貧乏でひもじい思いをする日々。

たしかに、日本のアニメの黎明期を支えた先人たちはすごかったと思う。
だが、それとは別に、仕事として、労働として、アニメーターの地位向上をしなかったのも、先人たちである。

夢のために、相応の対価を求めなかったんだ。
言い換えれば、夢を安売りしてしまった。

そのツケが、現在のアニメ業界を疲弊させているのも事実。
『なつぞら』でアニメーターの夢を、ただの美談に終わらせてほしくないとも思う。

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