記事
- 2019年05月28日 13:32
飲酒を勧めてくる人には要注意 近畿大学の飲酒死亡事故にみる飲酒の非常識
お酒は楽しく飲むもの、というのは幸せな人たち。しかも自分が「飲みたい」という人たちです。
しかし、宴席で飲酒したくないのに、勧めてくる人たちがいる、本当に迷惑な話です。飲酒を勧めてくる人たちというのは自分も酔っ払っていることがほとんど、あるいは酒に強くて酒を飲みたくないという気持ちも全く理解の外のような人たちですから、「勧め」ではなく「強要」になってしまっています。
近畿大学の20歳の学生の飲酒による死亡事故は本当に悲惨です。
「近大飲酒死亡で学生ら12人を書類送検 大阪府警」(産経新聞2019年5月27日)
介抱役というものを決めておくこと自体が「故意犯」です。酔い潰れるまで飲むということ自体が問題で、飲酒そのものが目的となってしまっており、これが大学のサークルというのもさらに問題です。
純粋な私的な集まりではないところでの飲酒、しかも酒を飲むことだけが目的という野蛮なものですから、世も末です。
飲まされる側に立ったこちらの記事は興味深いものがあります。
「大学生の飲酒死招く無言の同調圧力 危ない時「逃げて」」(朝日新聞2019年5月27日)
これって酒飲みの論理に支配されています。
「場を壊しやがって」とまで言われなくても「まだ飲めるだろ」という飲酒の強要だったり、あからさまな不快な態度になる、これを「場を壊す」というようですが、すべてが酒飲みの側の自己中心的な論理。
テレビドラマでも時折、見かけて、主役が困った顔をしたりする場面ですが(今はもうないのかな)、私からしてみれば、「お前こそ場を壊しているんだろ」と言い返したい場面。
飲酒の「勧め」にはイジメか下心があるぞ

この日大サークルは今もこんなことをやっているのですね。ひどいね。このような下品な集まり(サークル)には顔を出さない方がいいですね。
「懇親」とは無縁の単なる酒乱の世界。飲酒は罰ゲームのようなもので、これでは上下関係に基づいたイジメの構造。
朝日新聞記事の同調圧力の指摘も重要ですが、現実には同調圧力の裏には事実上の強要があります。
一部の声のでかい人間がいると、他のおかしいなと思う人も声を出せなくなる社会の構造がそのまま反映しています。
幸いにも私はそうした下品な人たちと飲酒した経験はなく(とある飲み会では「酒を飲まない人がいるのってとっても嬉しい、だって割り勘だもん」と言われたことはありました。確かに飲酒しない立場からは割りが合わないよね)、というよりもそうしたところには関わりたくもないので、飲み屋で隣りのグループが大声を出し、騒いでいることに不快になっていたというくらいです。
でも現実には断れないという、いかにも日本人的な人たちって結構、多いんだろうなと思います。
そうした一気飲みを支配しているのは一部の声のでかい人たちばかりのようで、そうした人たちがいなければ、案外、みんな楽しく飲酒できたのかもしれません。
飲酒を勧める人には要注意。そういう場にも要注意。そうした場であることがわかったら、さっさと席を立ちましょう。会費分は損かもしれないけれど、それは社会勉強代。
友達を失う? 心配いりません。そんなのは友達ではありませんから。
「飲酒を無理に勧める人とはためらうことなく決別すること 付き合う人としての価値はゼロだから」
しかし、宴席で飲酒したくないのに、勧めてくる人たちがいる、本当に迷惑な話です。飲酒を勧めてくる人たちというのは自分も酔っ払っていることがほとんど、あるいは酒に強くて酒を飲みたくないという気持ちも全く理解の外のような人たちですから、「勧め」ではなく「強要」になってしまっています。
近畿大学の20歳の学生の飲酒による死亡事故は本当に悲惨です。
「近大飲酒死亡で学生ら12人を書類送検 大阪府警」(産経新聞2019年5月27日)
「大阪府警捜査1課は27日、救急搬送など適切な処置をしなかったとして保護責任者遺棄致死容疑で、飲み会に参加するなどした当時の3年生4人と介抱役の2年生8人の計12人を書類送検した。」2017年12月の事件ですが、未だにこのようなことをしている大学があるとはどこまで堕落しているのかというものです。
介抱役というものを決めておくこと自体が「故意犯」です。酔い潰れるまで飲むということ自体が問題で、飲酒そのものが目的となってしまっており、これが大学のサークルというのもさらに問題です。
純粋な私的な集まりではないところでの飲酒、しかも酒を飲むことだけが目的という野蛮なものですから、世も末です。
飲まされる側に立ったこちらの記事は興味深いものがあります。
「大学生の飲酒死招く無言の同調圧力 危ない時「逃げて」」(朝日新聞2019年5月27日)
「「盛り上がっている場の雰囲気に合わせなくちゃいけない。普段とは違う怖さを感じる」。日大2年の女性(20)が所属するサークルの飲み会では、ゲームに負けた参加者が頻繁に酒を一気飲みするのが慣例だと話す。上級生が特に多量の酒を瞬時に飲む。「上級生に面と向かって『自分のペースで飲みたい』とは言えない。懇親の場なのに会話ができない」」場を壊してはいけない…
これって酒飲みの論理に支配されています。
「場を壊しやがって」とまで言われなくても「まだ飲めるだろ」という飲酒の強要だったり、あからさまな不快な態度になる、これを「場を壊す」というようですが、すべてが酒飲みの側の自己中心的な論理。
テレビドラマでも時折、見かけて、主役が困った顔をしたりする場面ですが(今はもうないのかな)、私からしてみれば、「お前こそ場を壊しているんだろ」と言い返したい場面。
飲酒の「勧め」にはイジメか下心があるぞ

この日大サークルは今もこんなことをやっているのですね。ひどいね。このような下品な集まり(サークル)には顔を出さない方がいいですね。
「懇親」とは無縁の単なる酒乱の世界。飲酒は罰ゲームのようなもので、これでは上下関係に基づいたイジメの構造。
朝日新聞記事の同調圧力の指摘も重要ですが、現実には同調圧力の裏には事実上の強要があります。
一部の声のでかい人間がいると、他のおかしいなと思う人も声を出せなくなる社会の構造がそのまま反映しています。
幸いにも私はそうした下品な人たちと飲酒した経験はなく(とある飲み会では「酒を飲まない人がいるのってとっても嬉しい、だって割り勘だもん」と言われたことはありました。確かに飲酒しない立場からは割りが合わないよね)、というよりもそうしたところには関わりたくもないので、飲み屋で隣りのグループが大声を出し、騒いでいることに不快になっていたというくらいです。
でも現実には断れないという、いかにも日本人的な人たちって結構、多いんだろうなと思います。
そうした一気飲みを支配しているのは一部の声のでかい人たちばかりのようで、そうした人たちがいなければ、案外、みんな楽しく飲酒できたのかもしれません。
飲酒を勧める人には要注意。そういう場にも要注意。そうした場であることがわかったら、さっさと席を立ちましょう。会費分は損かもしれないけれど、それは社会勉強代。
友達を失う? 心配いりません。そんなのは友達ではありませんから。
「飲酒を無理に勧める人とはためらうことなく決別すること 付き合う人としての価値はゼロだから」