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元KAT-TUN田口容疑者逮捕劇は“市中引き回し”? それでも若者が大麻を吸う理由



 KAT-TUNの元メンバー・田口淳之介容疑者と女優の小嶺麗奈容疑者は22日、東京・世田谷区の自宅マンションで乾燥大麻数グラムを所持していたとして、厚生労働省の麻薬取締部に現行犯逮捕された。

 捜査関係者によると、田口容疑者が「大麻は2人のもの」と供述しているのに対し、小嶺容疑者は「自分だけのもの」と話しているという。大麻は2人が同居している部屋に無造作に置かれた状態で、麻薬取締部は大麻を細かく砕くための器具や巻紙も押収し、2人が常習的に大麻を使用していたとみて入手ルートの解明を進めている。



  芸能人の薬物騒動では、コカイン使用の罪で逮捕・起訴されたピエール瀧被告が記憶に新しいが、BuzzFeed Japan記者の神庭亮介氏は「報道陣が殺到したりヘリが出て(移送車を)追い回したりするのを見て、思い起こしたのは“市中引き回し”という言葉。捜査当局からしたら『それだけ重大なことをやったんだ』と見せしめにしたいところだと思うが、報道姿勢として社会的地位のあるスターの失墜にフォーカスしすぎると、依存症から立ち直るといった部分が後景に退いてしまう。もう少し建設的な報道のあり方があってもいいと思う」と述べた。

 警察庁によると、大麻による検挙人数はここ数年増えており、2018年は3578人。検挙者のうち20~30代が73%で、20歳未満の検挙者数も2014年の80人から2018年は429人と激増している。厚生労働省は、危険ドラッグが入手困難となり、大麻に回帰した可能性を指摘している。



大麻は“ゲートウェードラッグ”として他の薬物使用の入り口になることも懸念されているが、一方で神庭氏はこう疑問を呈する。

 「大麻に精神的・身体的な依存性がどれだけあって、アルコールやタバコなどに比べてどれだけ有害なのか。今の法律はダメなものはダメだという道徳的なものになっているが、科学的な根拠に基づいて大麻の危険性を啓発できなければ、若者の使用は抑止できない。海外でなぜ解禁されているのか。アンダーグラウンドにお金が流れないように、非犯罪化して税収を得るという選択肢はないのか。いろいろなことを俎上に載せて、中長期的に規制のあり方を検討する余地はあると思う」



(AbemaTV/『けやきヒルズ』より)

【映像】移送される田口容疑者と小嶺容疑者

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