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英首相に早期辞任圧力、離脱協定案巡り与党内で強い反発


[ロンドン 23日 ロイター] - メイ英首相に対して早期の辞任を求める圧力が高まっている。メイ氏が欧州連合(EU)からの離脱を巡り2度目の国民投票の可能性に言及したことを受け、一部の離脱支持派閣僚が強く反発。22日には議会運営を担う政権幹部が辞任した。

メイ氏が早期に辞任した場合、後任候補がより決定的なEUからの決別を目指す可能性が高いことを踏まえると、EUとの関係は一段と緊迫するとみられる。EU離脱を巡り今後の状況は見通せず、秩序だった離脱や合意なき離脱、2度目の国民投票など様々なシナリオが想定される。

英下院のアンドレア・レッドソム院内総務は22日、EU離脱に対する政府の姿勢を支持できなくなったとして辞任した。

保守党の重鎮議員らでつくる「1922年委員会」のグラハム・ブレイディ委員長は、24日にメイ氏と会談すると明らかにした。メイ氏の去就について話す可能性がある。

元財務相で「ロンドン・イブニング・スタンダード」の編集者のジョージ・オズボーン氏はツイッターに、メイ氏はトランプ米大統領の公式訪問後の6月10日に辞任することを発表すると伝えられたと投稿した。

他の複数の新聞も、退任時期は恐らくこのあたりになるとの見方を示している。

メイ氏のブレグジットを巡る新たな提案に与党内で反発が広がる中、メイ氏は離脱関連法案の公表を当初予定していた24日から6月3日に先送りすると発表。ただ、引き続き6月7日までに採決を行うことを望んでいる。

一方で首相報道官は、メイ氏が外相と内相と個別に会談し、離脱協定案について協議したと明らかにした。首相は同案に関して周囲の意見も完全に考慮していると説明した。

デイリー・テレグラフ紙によると、サジド・ジャビド内相はメイ氏に対して、これまで閣内で合意した内容よりもさらに踏み込んでいるため、離脱協定案に投票できないとメイ氏に伝えた。

これより先にハント外相は、来月3日のトランプ米大統領の公式訪問時にメイ氏がなお首相を務めているとの見解を表明した。

この日は欧州議会選の投票が始まり、出口調査ではメイ首相率いる保守党がEU離脱派のナイジェル・ファラージ氏が設立したブレグジット党に完敗する見通し。

*見出しと記事を更新しました。

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