- 2019年05月22日 18:41
100周年を迎えるヒルトンが発祥となったものを全ていえますか?
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100という区切り
100という数字は人間が認識する大きな区切りのひとつです。
それを示す例として、100歳以上の方を百寿者と呼んだり、1世紀が100年単位となっていたり、パーセントが100をもとにした割合となっていたりします。
調査に使うデータベースにより少し異なりますが、令和元年の2019年に創業100周年を迎える日本の企業は1686社もしくは2160社とされており、住友商事、オリンパス、キューピー、ヤマト運輸を傘下に持つヤマトホールディングスなど多くの日本人に知られた企業が名を連ねています。
・2019年に周年記念を迎える企業、創業100周年は住友商事など全国で2160社/東京商工リサーチ
・2019 年の「周年記念企業」、全国に 14 万 1550 社/帝国データバンク
・キユーピーは2019年に創業100周年を迎えます/キューピー
日本とフィンランドの外交関係樹立や日本とポーランドの国交樹立からも100周年を迎えます。
いくつもの100周年が訪れていますが、今年でちょうど100周年を迎える、日本にとって重要なホテルがあるのです。
創業100周年を迎えるヒルトン
その日本にとって重要なホテルとは、アメリカに本拠を置き、ワールドワイドに展開するヒルトン。
ヒルトンは1919年5月31日に誕生したホテルであり、ヒルトンを運営するヒルトン・ホテルズ&リゾートは全世界113カ国に17ブランド5700施設を展開する世界最大規模のホテルグループなのです。
日本ではヒルトン、コンラッド、ダブルツリーbyヒルトンといったブランドを展開しており、外資系ホテルの先駆けとなっています。
そのため、宿泊したり、挙式を行ったり参加したり、レストランを利用したりしたことがなかったとしても、多くの日本人はヒルトンの名前は知っていることでしょう。
日本におけるヒルトンは以下の通りです。
ヒルトン
・ヒルトン東京1963年開業(当時は東京ヒルトンホテル)、1984年に西新宿に移転
・ヒルトン東京ベイ1988年開業
・ヒルトン東京お台場2015年開業
・ヒルトン小田原リゾート&スパ2004年開業
・ヒルトン成田2002年開業
・ヒルトンニセコビレッジ2008年開業
・ヒルトン名古屋1989年開業(当時は名古屋ヒルトンインターナショナル)
・ヒルトン大阪1986年開業(当時は大阪ヒルトンインターナショナル)
・ヒルトン福岡シーホーク2010年開業
・ヒルトン沖縄北谷リゾート2014年開業
コンラッドや他のブランドに関しては以下となります。
コンラッド
・コンラッド東京2005年開業
・コンラッド大阪2017年開業
その他
・ダブルツリーbyヒルトン那覇2012年開業
・ダブルツリーbyヒルトン那覇首里城2016年開業
・KYUKARUIZAWA KIKYO, キュリオ・コレクションbyヒルトン2018年開業
・ダブルツリーbyヒルトン沖縄北谷リゾート2018年開業
北は北海道から南は沖縄まで、主要都市の大阪や名古屋、福岡はもちろん、東京にはいくつものホテルが存在しています。
ヒルトンは以上のように日本各地にあり、多くの日本人にとって馴染み深い外資系ホテルとなっていますが、100周年を機にしてその功績や影響力を振り返ってみましょう。
ヒルトンによるイノベーション
ヒルトンはホテル業界において様々なイノベーションを行ってきました。以下のイノベーションは、今でこそ、どのホテルでも当然のように行われていますが、当時としては画期的なことだったのです。
・客室にエアコンを完備
・ルームサービスを開始
・客室にテレビを設置
・日本のホテルでソムリエを採用
1927年に冷たい流水とパブリックエリアにエアコンを設置したホテル(現ヒルトン・ウェイコ)をテキサス州に開業したり、1930年にヒルトンの最高級ラグジュアリーブランドであるニューヨークのウォルドーフ・アストリアでルームサービスを開始したりしました。
1947年にはニューヨークのルーズベルト・ホテルで客室にテレビを客室に設置したり、1963年には日本で初めての外資系ホテルとなる東京ヒルトン(現在はヒルトン東京)を東京都の永田町に開業して、日本のホテル業界で最初にソムリエを配置したりしました。
また、1959年に380室のサンフランシスコ・エアポート・ヒルトンを開業してエアポートホテルの嚆矢となったり、2005年にコンラッド・モルディブ・ランガリ・アイランド内に、世界初の海中レストラン「イター アンダーシー(Ithaa Undersea)」をオープンしたりしています。
こういった先進的な試みを行ってきたことが大きく評価され、1949年に創業者であるコンラッド・ヒルトン(1979年91歳で逝去)がホテル経営者として初めて「タイム」誌の表紙を飾り、1963年にも再び表紙を飾るに至ったのです。
ヒルトン発祥のメニュー
ヒルトンが起こしてきたイノベーションの中には、もちろん、食もあります。
100年という歴史の中で、料理人やパティシエが数多くのメニューを生み出しており、ヒルトンが発祥となったものも少なくありません。
ヒルトン発祥メニュー
ウォルドーフ・サラダ
エッグベネディクト
サウザンアイランド ドレッシング
レッドベルベットケーキ
ブラウニー
ピニャコラーダ
マティーニ
各メニューを詳しく紹介しましょう。
ウォルドーフ・サラダ

ウォルドーフ・サラダはリンゴとセロリを使ったマヨネーズのサラダです。1896年頃にウォルドーフ・アストリアで、ウォルドーフのオスカーとして親しまれていたメートル・ドテルのオスカー・チルキーが考案しました。
エッグベネディクト

エッグベネディクトは、1894年にニューヨーク・ウォー ル街の元ブローカーであるレミュエル・ベネディクトがウォルドーフ・アストリアを訪れ、二日酔いを治すためにオーダーした料理から、オスカー・チルキーがインスピレーションを得て作った一品。
サウザンアイランド ドレッシング
サウザンアイランド ドレッシングはマヨネーズやケチャップで作られたポピュラーなサラダのドレッシング。1900年代、ウォルドーフ・アストリアのオーナーであったジョージ・ボルドが、米国とカナダの境目にあるサウザンド諸島に向かっている途中でオスカー・チルキーにサラダを作るように依頼し、即席で作られたドレッシングです。



