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RIZAPの上場子会社、2020年3月期は反転黒字見込み

 RIZAPグループ(株)(TSR企業コード:295695790、札証アンビシャス、以下ライザップG)の上場子会社の2019年3月期決算が出そろった。

 上場子会社のうち、(株)ジーンズメイト(TSR企業コード:710101767、東証1部)は、総利益(粗利)率が0.9ポイント改善したことに加え、販管費削減の取り組みも奏功し、過去11年で最高の営業利益を達成した。一方、堀田丸正(株)(TSR企業コード:291028470、東証2部)は、洋装事業で過剰在庫を一括処理し営業赤字に転落した。ただ、洋装以外の事業は黒字化しており、来期(2020年3月期)以降に道筋をつけた。

 (株)ワンダーコーポレーション(TSR企業コード:280197969、JASDAQ)は、不採算店舗の減損処理や閉店費用の引当てなど構造改革費用で48億円の特別損失を計上し、51億5,900万円と大幅な当期純損失となった。夢展望(株)(TSR企業コード:57 5142308、マザーズ)は、有形固定資産の減損等で1億7,900万円の営業損失を計上した。

 ライザップGは2018年10月以降、グループ会社の売却や事業統合、店舗の統廃合などの構造改革に着手。瀬戸社長は、「赤字は2回出せない。損失を出し切る」と語り、グループ各社は思い切った構造改革の実施で当初予想より営業減益となった企業が大半を占めた。

 ライザップGの1社と取引のある企業は、今回の構造改革に一定の理解を示した上で、「事業の見直しや店舗のリニューアルをした直後は業績が好転する。この業績を維持できるかが重要だ」と引き続き動向を注視する。ライザップGは、構造改革による赤字計上は「一過性」としているが、今後も改善した業績を維持できるか注目される。

(東京商工リサーチ発行「TSR情報全国版」2019年5月23日号掲載予定「SPOT情報」を再編集)

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