記事

買い物にもセカンドオピニオンが必要な時代

1/2

最近、お店での買い物について学んだことがあるので、それについて書いておきます。

何か特定のものを探して大きめのお店に行ったとき、ざっと店内を探しても目当てのものが見つからない時、店員さんに「◯◯を探してるんですけどありますか?」って聞いたりするでしょ。

そこで「どんなものですか?」と聞かれて説明し、最終的に「ないです」と言われても、すぐにはそれを信じないほうがいい、というのが、今日のアドバイスです。

今までなら店員さんの「ないです」をすぐ信じていた私ですが、最近はそう言われても念のため「もうひとり別の店員さん」を探して同じことを聞くようにしています。

なぜなら

そうしたら「実はあった」ということもよくある、と気づいたからです。

★★★

ひとつめの店はニトリ。

探していたものを「ないです」と言われたあと、他のものを探していたら、さっき「ないです」と言われた商品を見つけてしまいました。

次の店は、とあるDIY屋さん。

ある日、店員さんに「この板って切ってもらえますか?」と聞いたら、大丈夫と言われたので、家に戻って寸法をきちんと計り、後日そのお店を再訪しました。

その日は他の店員さんが売り場にいたので、「この板を30センチに切って欲しいんですけど」って頼んだら、「この木のカットは承っていません」との返事。

「えっ?」と思って、「先日、これもカットしてもらえると言われたんですけど」と他の店員さんがいる方向をチラ見したら、

その人は黙ってそちらに行き、確認後「カットできます」と。

これ、もし最初に聞いたのがこの店員さんで、その時に「できません」と言われていたら、私は素直に諦めていたでしょう。おそらくそういう目にあっている人もいるんでしょう。

★★★

時計の電池替えに行ったときも「この時計は特殊なのでうちではできない」と言われたのですが、半年前には同じ店で電池交換できていたので、

「前回はできたんですけど。普通の日本メーカーの時計です」って言ったら黙ってやってくれ、ちゃんとできました。

海外ブランド品に似た時計だったので、チラ見の段階で「できない」と思い込んだのだと思います。

でも、この店員さんが初めてだったら(=前に同じ店で交換したことがなかったら)私は素直にそれを信じ、他の店に時計を持っていっていったはず。

と、ここのところ同じようなことが続き、「これまでには無かった現象だよね」と思ったので、その理由を(自分のアタマで)考えてみたんですが、たぶん、こういうことだと思います。

最近、人手不足で、店員さん含め、バイトの入れ替わりがすごく早くなってるんですよね。

以前だったら、バイトをしている人は「友達から旅行に誘われたけど、バイトやめると次に見つけるのが大変だから旅行はまた別の機会にしよう」とか

「試験の時期だけバイトをやめたいけど、そんなこと言ったらクビになるかも。しゃーないから試験の間もバイトを続ける」とか、

そういう考えの人が多く、「バイトなんだけどすごく長く働いていて、商品知識が蓄積されてる店員さん」がたくさんいたんでしょう。

それが今は超のつく人手不足時代なので、バイトを探すのはすごく簡単。

すると学生さんでも、「試験が近くなってきたからバイトやめるか。試験が終わったらまた新しいバイト探せばいいし」みたいに考えたりするわけです。

こうして「就活時期だからバイト中断」とか「子供がお受験だから、それが終わるまでパート中断」みたいに考える人が増え、

中断といっても前に働いていた店に戻るわけでもないので、どんどんバイトの連続勤務月数が短くなってるんじゃないかと。

実際、飲食店を経営してる友達からも「バイトがすぐ辞めるからオペレーションが大変すぎ」と頻繁に聞くようになりました。

結果、商品知識やサービス知識が乏しく、単に言われたこと、たとえば品出しだったりレジ打ちだったりをやるだけです、という、

「バイト本来の仕事」しか、しないバイト

という、ある意味、めっちゃ当たり前な状態になってきてるんです。

★★★

実はアメリカに住んでいた時は、ひとりの店員に「ないです」と言われても、私はそれをまったく信じていませんでした。

「配送できません」と言われたものが「配送可能」だったり、「黒しかない」と言われた商品に「白」もあったりとか、しょっちゅうあるわけで、

「こうは言われたけど、商品が手元に届くまではどうだかわからない」みたいなのは当たり前でした。

それが日本ではバイトやパートの人を含め店員さんのレベルがめっちゃ高いので、ついつい「ひとりの店員さんに「ない」と言われたら、素直にそれを信じる自分になっていたわけです。

でも、最近のいくつかの経験から、「日本の売り場もグローバルスタンダードになってきたので、消費者側にもグローバルスタンダードな買い物スキルが求められる時代になったんだな」と理解できました。

あわせて読みたい

「日本社会」の記事一覧へ

トピックス

ランキング

  1. 1

    テレ朝は宮迫の降板を決断すべき

    渡邉裕二

  2. 2

    選挙で敗け続けるリベラルの弱点

    BLOGOS編集部

  3. 3

    宮迫の闇営業弁明に関係者「嘘」

    SmartFLASH

  4. 4

    米女優 脅迫にヌード公開で反撃

    女性自身

  5. 5

    噛む力失う? 歯列矯正に潜む危険

    幻冬舎plus

  6. 6

    老後2000万円問題は存在しない

    吊られた男

  7. 7

    タピオカブームはヤクザの資金源

    NEWSポストセブン

  8. 8

    橋下氏 戸籍晒し巡り雑誌に怒り

    橋下徹

  9. 9

    イラン関与に同調せぬ日本を称賛

    木走正水(きばしりまさみず)

  10. 10

    日韓世論で温度差 相手国の印象

    WEDGE Infinity

ランキング一覧

ログイン

ログインするアカウントをお選びください。
以下のいずれかのアカウントでBLOGOSにログインすることができます。

コメントを書き込むには FacebookID、TwitterID のいずれかで認証を行う必要があります。

※livedoorIDでログインした場合、ご利用できるのはフォロー機能、マイページ機能、支持するボタンのみとなります。