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「理想の働き方」を見つけたいインターン生が、サイボウズ社員約500人を徹底的に調べてみた

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「子育てがあっても、仕事を諦めたくない」──完全在宅、高野さんの場合


働き方宣言を見て、ぜひお話を伺いたいなと思いました。現在の働き方について教えていただきたいです。

高野さんの働き方宣言。月曜日から金曜日まで8時~17時半勤務。お昼休憩を1.5時間取得することなどが記載されている


朝の8時から夕方の5時半まで、ほぼ完全に在宅勤務という形で働いています。

ただ、上司と相談して、月に1回以上は会社に顔を出すようにしていますね。

高野寛子(たかの・ひろこ)。サイボウズ株式会社 グローバル事業本部 グローバル営業支援部 月1出社、完全在宅勤務で働き方を選択している。海外の営業グループのアシスト担当。時差があるため基本的に午前中はビデオ会議の参加、午後は手持ちのタスクを中心にデスクワークを行う


完全在宅も気になったんですが、お昼休憩を1.5時間取っている理由もなんでだろうと思っていました。


お昼休憩でいろいろとやりたいことがあったからです。私は子どもが2人いるのですが、夕飯を作ったりママ友とランチに行ったりしていると、1時間ではなかなか収まらなくて。


家庭との両立が理由だったんですね。在宅勤務も、そうした家庭のことを考えたからなのでしょうか。


そうですね。私は子どもが生まれるまでは、仕事をバリバリやりたいタイプだったんです。けど、生まれてからは考え方が変わり、仕事と子育てのバランスを大事にしたいと思うようになって。

1人目を出産した時は、通勤に往復3時間をかけて、毎日会社に通っていたんですけど……。


それは大変……!


かなり体力的な負担が大きかったですね。そのため、2人目を出産する時に、「完全在宅で働く選択肢」を考えるようになったんです。


働き方を見直すタイミングだったんですね。


そうですね。育休中にじっくり考える時間がありましたし、会社の制度や風土がどんどん良くなっていたので、もしかしたらそういう選択肢もあるのかなあって。

周りの育休中の社員の人にも相談したら「いけるんじゃない?」っていう後押しをもらって、勇気を出して上司に言ったんです。そしたら、「是非チャレンジしてみよう!」と快く受け入れてくれました。


働き方を考える上で、子育てとキャリアの両立に不安を感じる人は多いと思います。完全在宅という働き方を実践してみて、今はどう思いますか?


仕事に自分の働き方を決められるのではなく、自分の人生の変化に合わせてどう働き方を変えていくかを考えられる環境が非常に大事だなと感じています。

本当に柔軟に仕事をさせてもらっていて、子どもが1人で習いごとに通えるようになるまでは仕事を途中で抜けさせてもらうなど、変わりゆくライフステージに合わせて柔軟に働き方を変更させてもらっています。

そして決してキャリアを諦めるわけではなく、昔からの夢だった海外の仕事に携わることも、海外の営業チームのサポートという形で実現できています。

「みんなとは違う、自分の強みを磨きたい。」──複業でテレビリポーター、伊藤さんの場合


テレビリポーターというめずらしい複業をしているということで、伊藤さんにぜひお話を聞きたいなと思いました。

テレビリポーターの複業を始めたきっかけはなんだったんですか?

ローカルブランディング部、伊藤さんの働き方宣言。毎週水曜の午後、複業でテレビリポーターをしている。月に1,2回は有給を使ってロケにも参加している


テレビのローカル番組を見ていたら、募集を見かけたんです。サイボウズは複業オッケーだし、やってみようかなと(笑)。

サイボウズでも、テレビ番組制作の仕事をしたことがあったので、もともと興味は持っていました。

伊藤佑介(いとう・ゆうすけ)。2011年新卒入社。サイボウズ松山オフィス勤務。契約窓口であるインフォメーションセンター、導入相談窓口を担当する。ダイレクトマーケティング部を経たのち、現在は兼務もありながら、地域プロモーションを担当。状況に応じてリモートワーク、ウルトラワークを活用し、昨年10月からはテレビリポーターとしての副業も始めている


そうだったんですね。サイボウズでは、どのようなお仕事をされているんですか?


ローカルブランディング部という部署で、サイボウズの地域に対するプロモーション活動を行っています。今までさまざまな認知度向上施策を行いましたが、中でも僕はテレビ番組の制作を中心に担当していました。


なるほど。でも実際に「応募しよう」と決断するにはかなりの勇気がいると思うんですが、そこまでできた理由は何なのでしょう……?


「人前で話すスキルをもっと磨きたい」という思いがあったためです。

僕は、大きな舞台で登壇して話すことをいずれはしてみたいと思っています。そこで用いるスキルを身につけるために始めました。


人前で話すスキル。たしかにリポーターの仕事で身につきそうです。


今のサイボウズの仕事でも多少は人前で話す機会はありますが、その経験だけではスキルを磨くのは難しいと感じました。そこで、リポーターに挑戦してみようと思ったんです。

スタジオでの伊藤さん(後方真ん中)のトークの様子(あいテレビ(愛媛県)毎週水曜日夜7時スタート 『よるマチ!』より)


もともと人前で話すのは好きだったんですか?


はい。数年前まで、お客様からのお問い合わせ対応をしていたのですが、話を聞いて、お客様に合わせて会話をしていくのが好きで。

自分の強み、会社に貢献できる部分ってなんだろうと考えたときに思いついたのが、「話すこと」だったんです。


自身の「好きで得意なこと」をさらに伸ばそうと考えたんですね。


はい。僕は、専門スキルがない状態で新卒でサイボウズに入社したのですが、中途入社の方々は、知識や専門的なスキルのレベルが高かったんです。

そうした中で、みんなにはない自分のスキルを磨こうと思うようになり、その手段として選択したのが「複業」でした。

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