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野田市小4女児虐待死事件「性的虐待の疑い」も一時保護解除~NHK首都圏ニュースでコメントしました。

野田市で小4の女の子が父親の虐待によって死亡した事件の続報が出ました。
ニュースでご覧になった方もたくさんいらっしゃると思います。
この事について、昨日のNHK首都圏ニュース、ニュース7でコメントしました。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190514/k10011915481000.html

この事件については、私は性的虐待を疑っていました。
ですが、起こっていて欲しくない、と思っていたので、コメントは控えていました。

私が性的虐待を疑っていた理由は、1つは栗原容疑者の行っていた虐待が、完全にDV型、支配型だったことです。
夫から妻へのDVと同様、支配型の虐待は性的暴力を伴うことがあるのです。
加えて、父親の娘への激しい執着。
これは以前にも書いた通り、虐待への依存度、虐待に中毒状態だった為であり、虐待者の子どもへの執着も性的虐待加害者の特徴と一致するのです。
さらには、栗原容疑者は心愛ちゃんを子どもではなく、「物」として扱っていました。
欲求を満たすはけ口であり、加えて、被害者を痛めつけるために一番嫌がることをする。
この点も、性的虐待を疑っていた理由でした。

PTSDに加えて「性的虐待の疑い」の診断が出ていたのになぜ児童相談所は父親のもとに帰したのか。

信じられません。
性的虐待は疑いの段階で即保護が原則です。
家に帰せない材料が増えた、ということです。

柏児童相談所が、心愛ちゃんを家に帰して良いと判断した理由は分かりません。
1つは父親の強烈な攻撃に恐怖心を抱き、支配されてしまった、ということです。
これは以前にも書いた通りです。

ですが、これとは違う理由として、児童相談所の職員であっても、中には、
子どもの性的虐待を信じたがらない人はいます。

実の親子なんだから。
まさかそんなことはしないだろう。
父親が娘に性的欲求を抱くなんてあり得ない。
父親は、そんなつもりではなかったのではないか。
信じたくない、という気持ちの強さから、性的虐待をなかった方向に考える人がいるのも事実です。

そして子どもの話はあいまいな点があったりします。
子どもは、性的なことをされていることに気付かなかったり、意味が分からなかったりします。
また、自分がされたことを話していいものか、話した方が良いのかも迷います。

そこに職員の「信じたくない」気持ちが加わってしまうと子どもの言い分が「本当のことかどうか分からないし」と扱われてしまう危険性もあるのです。

野田市虐待死事件の児童相談所の担当者は心愛ちゃんの言葉を「大変なことを聞いてしまった」と深刻に受け止め、性的虐待の事実を、もっと丁寧に聞き取るべきでした。

明日は母親の初公判です。
この事件は追い続けてゆきたいです。

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