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「日ごとに絶望感が増す生き地獄」「加害者は厳罰に処してほしい」池袋暴走事故から1カ月、妻と娘亡くした夫が会見


 先月19日、東京・池袋で87歳の男性が運転する車が暴走し死傷者を出した事故で、妻の松永真菜さん(31)と娘の松永莉子ちゃん(3)を亡くした夫が17日に会見を開いた。

 先月24日の会見で、妻と娘の写真を公開した意図を説明し、危険運転の撲滅を訴えた夫。事故からまもなく1カ月が経ち、遺族・友人の悲しみや苦しみ、加害者への思いを伝えたいということ。連日のように報道される交通事故について発信することで、「伝えられることがあるかもしれない」との考えから再度会見を開いたという。

 現在の心境について、「今も自宅には2人の思い出が溢れています。事故から日を増すごとに2人を失った絶望感が増し、毎朝起きた時に『2人はもういないんだ』という現実に打ちのめされ、生き地獄のような日々をおくっています。『なぜこんなことになったのか』『なぜ2人が命を落とさないといけないのか』とばかり考えてしまい、時に自分を責め、ただ涙することしかできない日々を過ごしています。私だけでなく、妻の友人も皆やりきれない思いを抱えています。全員が人生をめちゃくちゃにされたというのが今の心境です」と夫。


 事故現場には何度か足を運んでいるといい、献花台については「本当に感謝しかありません。たくさんの献花とともにぬいぐるみやおもちゃ、お手紙も添えられていて、お手紙は警察の方から受け取ってすべて読ませていただき、2人にお供えしました。皆さまの思いは2人に必ず届いていると思います」とコメント。また、いくつかの手紙に触れ「1人で3通も手紙を出してくれた小学生の女の子もいて、妻と娘と私に向けて1通ずつ。『痛かったね』『お母さんと一緒に天国に行ってね』という内容がとても心に響きました。また若い学生の方は、『自動運転技術の会社に就職が決まっている。2人のために必ず実現するから、天国から見守って下さい』と言ってくれました。若い方がそうおっしゃってくださったのは、素晴らしいことだと感じました」と感謝を述べた。

 また、加害者への心境について問われると、「報道で見た情報でしかわかりませんが、医師から運転を控えるように言われるほど体が思うように動かない状態で、なぜ運転したのでしょうか。2人の命を奪ったうえに、家族や友人を傷つけ、絶望に陥れたということを自覚してほしい。2人の未来を一瞬で奪った償いは、加害者の一生をかけても到底足りないくらい。厳罰に処してほしいと思っています。それが私含め、親族全員の率直な気持ちです」と回答。加害者側からの謝罪は「事故当時の詳細な状況を聞けていないことと、2人の死を受け入れることで日々精いっぱいで、とても(謝罪を)受け入れられる状態ではないとお断りさせていただきました」とした。

 その後、大津市で保育園児らの列に車が突っ込むなど、死亡事故が相次いで報道されている。夫は「最初の会見で申し上げたように、このような事故で被害者や苦しむ方々を絶対出してはいけないという考えは変わっていません」とし、「車は便利なものですが、一歩間違えば凶器になり、人を殺してしまう恐れがあるもの。交通事故は本当に残酷で、私は妻と娘の顔を見てお別れをすることすらできませんでした。人を殺してしまってからでは取り返しはつきません。ハンドルを握る時は、どうか連日の事故の被害者のような方々を生まないよう常に注意して、優しく気遣いのある運転を心がけてほしいと願っています」と訴えた。
(AbemaTV/『AbemaNews』より)
死亡男子が育てた“ひまわり”の種で…事故根絶訴え

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