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アバウト過ぎる「エンジンオイルの交換時期」

■エンジンオイルは3,000km走行する度に交換?

 昔は、「車のエンジンオイルは3,000km走行する度に交換しなければならない」と言われていた。

 私自身、数年前までは最寄りのガソリンスタンドでエンジンオイルを交換してもらっていたが、先の言葉を信じて、真面目に3,000km、遅くとも4,000km走行するごとにエンジンオイルを交換していた(2回に1度は、オイルエレメントも交換)。

 しかし、そのガソリンスタンドの対応に少し疑問を抱くことがあったので、数年前からは某有名カー用品店でエンジンオイルを交換するようになった。

 その時に判ったことは、ガソリンスタンドのようにオイルの品質(高級オイルや標準オイル等)だけで分類されているのではなく、車種ごとに適合するエンジンオイルが分けられているということだった。

 カー用品店には適合オイル表というものが置かれてあるので、それを見て自分の車に対応しているオイルを選択し、自分でレジに持って行くといった具合(交換作業はネットで予約している)。

 ガソリンスタンドでは全てお任せだったので、当初は大きな違いだな…と思ったことを記憶している。

■正しいエンジンオイルの交換時期とは?

 さて、タイトルの「エンジンオイルの交換時期」の件だが、当時、ネットで調べてみると、車種によって交換時期が異なることが判った。走行する道路の状態(コンディション)によっても違ってくるらしいが、トヨタのホームページで確認してみると、現在でも次のように書かれている。

交換時期の目安

ガソリン車(ターボ除く)…15,000km、または1年

 シビアコンディションの場合は、7,500km、または6ヶ月

ガソリンターボ車…5,000km、または6ヶ月

 シビアコンディションの場合は、2,500km、または3ヶ月


 「シビアコンディション」というのは、消耗品の劣化は使用条件によって変わってくるというもので、悪路や坂道などの走行では劣化が早くなるという意味で特別に設けられた数値である。

 私の場合、トヨタのガソリン車に乗っており、主に普通の一般道路を走行しているだけなので、「シビアコンディション」には当て嵌まらないと思う。ということは、1回のオイル交換で15,000km走行できるということになる。

 そうなると、これまで「次回の交換目安+3,000km」というシールを貼っていたのは何だったのか?と思えてくる。現在でも「次回の交換目安+5,000km」というシールが貼られている。

 15,000km÷3,000km=5

 15,000km÷5,000km=3

 ガソリンスタンドでは通常の5倍、カー用品店でも通常の3倍も早い時期にオイル交換が勧められていることになる。

 エンジンオイルが汚れると燃費が少し悪くなるそうなので、最近は、保険も兼ねて、7,000〜8,000kmで交換するようにしているが、当然、何の問題も発生していない。そう考えると以前はエンジルオイルに2倍の費用をかけていたことになってしまう。早く交換するに越したことはないのかもしれないが、このアバウトな制度に、世間のドライバー達はどう対応しているのだろうか?

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