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北方領土交流事業で使われている船が改修されました!!!!

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*ビザなし渡航船改修が終了!!!上陸がより安定化*

宮腰光寛沖縄北方担当相は7日の記者会見で、北方領土へのビザなし交流や元島民の墓参に使用する交流船「えとぴりか」の改修が終わり、今月10日から運用を始めると発表されました。あわせて、交流船に搭載された上陸用ボートを悪天候でも海面に安全に降ろすため、これまでの一点吊りから2点吊りとなり、より安定的に降ろせるようになります。これまでは風が強かったりすると、上陸ボートを下ろすことさえできず、結果として上陸が果たされないこともしばしば。。。元島民の皆さんの悲痛な想いに何とか答えることができました。

また、過去に沖縄北方特別委員会で私も大臣に提言をさせていただいた船内におけるWi-Fi整備も完了。これで、ビザなし交流に参加中に積極的にかつスピーディに発信をすることができ、ひいては世論啓発や周知加速にもつながることと期待されます。

過去の私の委員会質問記録をご参考までに

■第196回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号(平成30年7月9日(月曜日))議事録

横光委員長 次に、鈴木貴子君。

鈴木(貴)委員 ありがとうございます。

 北方領土問題また日ロ外交をライフワークとし、そしてまた、北方四島も私の地元の一部であるというような思いで日々活動させていただいております衆議院議員の鈴木貴子でございます。

 まず、限られた時間でありますので、早速、きょうは北方問題を主とした質問をさせていただきたいと思います。

 まず、この安倍政権になりまして、強いリーダーシップ、また総理のイニシアチブのもとで、元島民の皆さんの負担の軽減という点が大変注力をいただいているところでございます。

 まず、その点で、昨年から、ようやく念願かないまして、元島民の皆さんの負担の軽減に資する、飛行機、航空機を使った墓参が始まりました。今年度の予定、見通しについて、ぜひお伺いしたいと思います。

相木政府参考人 お答えを申し上げます。

 本年の航空機による墓参でございますけれども、五月の日ロ首脳会談におきまして、天候が許せば、七月にも実施するということで一致をしてございます。

 それ以上の詳細につきましては日ロ間で最終調整中でございまして、現時点では確定はしていないところでございます。

鈴木(貴)委員 もう元島民の皆さんの平均年齢は実に八十三・二歳を迎えたわけであります。また、昨年もようやく本当に悲願で実施をされまして、大変多くの皆さんから、引き続きこれを継続をしていただきたいという強い要望もございます。引き続き、早期に日程が決定をされ、そしてまた公表がされるように鋭意努力をしていただきたいということを重ねてお願いを申し上げます。

 なお、昨年あったのが、この時期で果たして本当によかったのか、霧等の条件を考えると、本当にこの時期が適切だったのかというような御指摘もあったところであります。こういった日程を決める際には、実現可能性を最大限にまで高めるという点も、ぜひ配慮のほどを重ねてお願いを申し上げます。

 そしてまた、二点目なんですけれども、負担の軽減というところで、実は、元島民の皆さんの北方墓参の枠というものは、実際に港湾、港に船が入って、そこから上陸をして陸路で行くというようなことが大変困難な地域での墓参というものが大変多く、実は、「えとぴりか2」という、簡単に言いますと小型のボートに乗り移りまして、そこから上陸をし、そして、皆さん、実はやぶこぎをしながら、そしてまた急勾配を、本当に、元島民の方の言葉をかりれば、命がけの思いで墓参をされているという現状があります。

 そこで、ぜひお願いをしたいんですけれども、この「えとぴりか2」というものが、今、一点づりという方式で、大きな船体から海の方につるしておろすんですけれども、これを二点づりにすると、風などが少々吹いても、この「えとぴりか2」をおろすことが可能ではないかという声があります。

 この二点づりについてぜひ検討をいただきたいということを要望しているんですが、この点についてはいかがでしょうか。

福井国務大臣 ありがとうございます。

 特に、高齢の元島民の方々が墓参など四島を訪問するに当たっては、安全対策を着実に講じなければならない、先生御指摘のとおりだと思います。

 そして、身体的負担を軽減するための改善策を進めつつ、元島民の方々の望む墓参、訪問を実現していくことが、目下の私どもにとっても重要な課題の一つとなっているわけでございます。

 例えば、先月末の択捉島への自由訪問事業では、天候が回復しませんでした。団員の安全を確保することが難しかったため、予定していた四カ所の上陸、全て断念せざるを得ませんでした。船上で洋上の慰霊祭を実施する結果となってしまいました。私も、団員の方々の無念さに思いをいたした次第でございます。

 元島民の方々など関係者、そして、先生からもありました、これまでにも上陸率を向上させるためのさまざまな御提案をいただいております。そのうち、「えとぴりか」については、先生御指摘のとおり、上陸艇「えとぴりか2」のつり下げ方式、現在は一点づりなんですけれども、に関して改善を図るべく、現在、必要な機材等について、内閣府において具体的な検討を行っているところでございます。

 そして、その前におっしゃいました、島に上陸した後も、目的地の墓地までの間に、急傾斜地を移動したり、やぶをかき分けて移動したりしなければならない状況にございます。その環境整備につきましても、元島民の方々や北海道庁から御要望があることも承知をしております。

 今後とも、渡航、船からの上陸、そして上陸後の墓地へのアクセスまでを含めまして、安全かつ身体的な負担を軽減するための改善策、どのようにしなければならないか、しっかり考えさせていただいて、しっかりと検討して取り組んでまいりたいと存じております。

鈴木(貴)委員 元島民の皆さんは、体力の続く限りという思いでこの墓参活動に当たっていただいております。やはり、その皆さんの声というものが何よりの改善策のキーワードであると思います。

 そういった意味でいえば、改善策は、それこそ、身の丈ほどの草木を本当に文字どおりかき分けながら行くという意味では、簡単な話、草刈り、しば刈りをしていただくというだけでも大変な負担軽減につながると思います。

 ぜひ、もう一声、大臣、もう一声いただけないでしょうか。

福井国務大臣 今先生御指摘のような具体的な方策についてももちろん含めて、検討をさせていただきたいと思います。(鈴木(貴)委員「検討そして実行と」と呼ぶ)もちろん、検討した上で適切に対処をさせていただきたいと思います。

鈴木(貴)委員 ありがとうございます。

 もうこれが元島民の皆さんにとっては何よりの希望、励みとなることと、私も大変今うれしく思っております。

 あわせて、なぜ私が大変僣越ながら再三にわたって大臣にお願いをしたかといいますと、やはり、元島民の皆さんは平均年齢八十三・二歳であります。実に九十歳近くの高齢の方が、もうこれで最後であろうという思いで実際に墓参に向かわれている姿を私も目にし、また、上陸がかなわなかった中で、風が吹きすさぶ中で、甲板の上で、島が見えなくなるまで手を合わせていらっしゃる皆さんの姿というものは大変胸に迫るものがあります。

 そういった意味では、その当時のことをまさに知る世代、元島民一世の皆さんが、端的に言えば御存命の間に、その墓地が、今、墓石等も倒れてしまっていたり、若しくは、これが墓石だということがわからずに移動されているケースというのがあります。

 そういった意味でも、皆さんの御存命の間に、墓地周辺の、ここが墓地である、これが墓石であるということの、できる限りの現状把握というものも必要だと思うのですが、そこの点についてはいかがでしょうか。

福井国務大臣 北方四島における日本人墓地につきましては、所在場所が特定できず、墓参が実施できていない墓地が複数箇所あったことから、平成十年度、平成十一年度に、元島民団体の皆様方が現地調査を実施をしていただきました。ロシア側から現地調査の調整がつかなかった一カ所を除きまして、墓参が未実施となっていた全ての墓地の所在が確認されたわけでございます。

 その後も、元島民団体におきましては、元島民の資料や情報に加えまして、毎年度の墓参や自由訪問を通じて得られた情報を集約して、平成二十八年度、平成二十九年度、平成三十年度にかけまして、三カ年計画で報告書が取りまとめられることになっております。ここで、今年度末までに、最新の情報は一定程度集約される予定でございます。

 他方、今先生御指摘の、元島民の平均年齢が八十三歳を超えて、当時の状況を知る方々も少なくなってきていることから、そしてまた、近年、墓参や自由訪問によるアクセスがロシア側から認められない墓地も少なくない状況にあることから、できるだけの情報集約をしておかないと今後の事業の実施等に支障が生じかねないということから、元島民の方々など関係者の要望を聞きつつ、どのような形で何ができるのか、しっかりと検討してまいりたいと存じております。

鈴木(貴)委員 正直、時間との闘いという側面もありますので、鋭意お取組をよろしくお願いをいたします。

 そして、今までは元島民の皆さんのお話をさせていただきましたが、これからの啓発活動、そしてその後の展開を牽引をしていくという意味では、元島民二世、三世、四世の皆さんに対しての支援というものも重要になってまいります。

 そこで、若い世代の皆さん、また、この問題を広くあまねく多くの国民に周知をする上では、情報インフラが必要になってくると思います。

 そこで、内閣府所管だと思うんですけれども、四島交流事業で使う「えとぴりか」の船の上で、実は、情報インフラが全く今ないという状況であります。この啓発を、見てきたものを広く内外に周知するためにもWiFiを整備してほしいという声が強く上がっているところでありますが、その点についてはいかが検討をいただいておりますでしょうか。

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