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米グーグル、廉価版スマホ「ピクセル3a」発表 販路も拡大


[ニューヨーク/マウンテンビュー(米カリフォルニア州) 7日 ロイター] - 米アルファベット<GOOGL.O>傘下のグーグルは7日、年次開発者向け会議「I/O」で、スマートフォン「Pixel(ピクセル)」の低価格機種を発表した。また、ベライゾン・コミュニケーションズ<VZ.N>の独占販売をやめ、他の通信業者を通した販売も開始すると表明。ハードウエア戦略を大きく転換させた。

グーグルはピクセルを3年前に投入。ただ米アップル<AAPL.O>や韓国のサムスン電子<005930.KS>のスマホと比べて販売は鈍かった。

新たに投入する「ピクセル3a」の価格は399ドル。本体の前面にカメラが1つ搭載されている。昨年発売した「ピクセル3」の価格は799ドル。ピクセル3aはピクセル3と同じ13カ国で販売される。

ピクセルはこれまでもTモバイルUS、スプリント、USセルラー上で利用できたが、ベライゾンに加えこれらの携帯事業者も8日から端末販売を開始する。

関係筋によると、グーグルは通信大手AT&Tとも協議を行ったが、見解の相違が埋められなかった。ただ両社は将来的な販売を巡り協議を継続している。

アナリストは、中価格帯の端末投入でグーグルはスマホ業界で存在感を増す可能性があると指摘。ピクセル3aのほか、画面が0.4インチ大きい「ピクセル3aXL」(価格は479ドルから)は競合社を脅かす可能性があるとしている。

グーグルはまた、個人情報保護のための新たなツールを発表。グーグルマップや検索で「Incognito mode」を使うと、企業がユーザーの閲覧履歴などにアクセスできなくなるという。年内に導入する計画という。

また、スマートスピーカーやサーモスタット、セキュリティーアラームなどの製品に関する新たなサイトを立ち上げた。サイトでは、こうした製品に搭載されているマイクやカメラなどのセンサーがどのように作動するかを説明している。ユーザーは、センサーが記録した内容を確認して削除もできるという。

アンドロイドのプロダクトマネジメントのディレクター、ステファニー・カスバートソン氏は「セキュリティーとプライバシーに焦点を当てている」と説明した。

人工知能(AI)を搭載したグーグル・アシスタントを使い、レンタカーをウェブサイト上で予約するデモも披露。ピチャイ最高経営責任者(CEO)は、手作業で予約フォームを入力する必要がなくなると述べた。米国と英国のアンドロイドのスマートフォンユーザーは、年内にこの機能が使えるようになるという。

*内容を追加しました。

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