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  • Sozen
  • 2012年04月25日 07:09

為替相場に連動する原油先物

原油相場は小幅反発です。独自材料難のためか引き続き為替相場の動きに連動した展開となっており、水曜に発表されるFOMCの結果を控えて小動きに終始しています。

4月24日のNYMEX WTI 原油先物の終値は前日比44セント高の$103.55/bblで、引け後の時間外取引は$103/bbl台後半です。

この日発表の米国経済指標は住宅価格や消費者信頼感指数、景況指数などが予想に対して良かったり悪かったりとまちまちで、原油相場に方向性を与えるものとはなりませんでした。

また、マスターカードの調査では先週の全米のガソリン消費量は日量869万バレルで前週比は変わらずと、これもはっきりしない数値ですね。ただ、前年比では6.1%減で34週連続のマイナスとなりました。

全米のガソリン平均小売価格は$3.90/ガロンで、前回に続いて前週比2セントの下げです。週明けのエネルギー情報局(EIA)の調査でも、$3.929/ガロンと前週から5セント下げています。

 (参考図表)

引け後に発表された米国石油協会(API)の週間統計で原油在庫が予想に反して減少となったことも原油相場の支援要素ですが、減少幅は驚く程の数字でもなく発表直後もWTI 相場は前週末値水準に達していませんね。

ところで、インドの石油会社は、制裁による海運保険の困難化にも関わらずイラン原油の調達を続ける意向のようです。

 ■ Indian shipping firms to carry Iran crude despite reduced insurance (Reuters)

過去10年間に大きな事故が発生していないことから、国内の保険会社が再保険なしにカバーできると考えているようで、また、国による保障も検討されているようですね。

米国による金融制裁を回避するためにインドもイラン原油の調達量を若干減らしていますが、このところ需要は堅調で大幅な削減には消極的です。

[画像をブログで見る]

昨年10月までは低調だったインドの原油処理量ですが、11月以降は増加傾向で今年3月には前年比1.6%の1,524万トンと過去最高となりました。日量ベースでは360万バレル相当です。

2012/04/24
NYMEX WTI Jun$103.55/bbl( +0.44 )
20日移動平均:$103.53( +0.00 )
ボリンジャーバンド
 +2σ:$106.28/ -2σ:$100.79
 幅:$5.49( -0.87 )/ 100日平均:$8.29
ボラティリティ
 21.14 ( +0.07 )/ 100日平均:22.97

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