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- 2019年05月04日 23:30
立憲民主党を内側から破壊する山尾志桜里氏 立憲主義を標榜する看板に偽りあり
憲法記念日、山尾志桜里氏の語録が朝日新聞に掲載されています。
立憲主義が全く理解できていない、この山尾氏は、立憲民主党を内側から破壊しようとしています。
立憲民主党内には色々と意見はありながらも、安倍政権のもとでの9条改憲には反対するというのが立憲民主党の立場。他の国民民主党もそうですが、野党で一致、団結して戦うのもまさにこの点です。
従来の政府見解に従えば自衛隊は合憲であり、その根拠は自衛のための必要最小限度の実力は保有が禁止された戦力には当たらないとする点にありました。
集団的自衛権の行使も自衛のための戦争ではありませんから、本来的に憲法違反とされてきました。
この憲法上の限界を解釈改憲で安保関連法を押し通したのが安倍政権です。
今すべきことは、憲法9条の改憲のための議論ではありません。元に戻させることです。これが立憲主義です。
山尾氏は未だに「(憲法9条に定められている)戦力を持たないことと、自衛隊がある現実。建前と現実のギャップ、ここに限界がきている。」などと言っていますが、どこにその限界が来ているというのですか。
山尾氏の見解に従えば、自衛隊は違憲ということになります。しかし、本当に自衛隊が違憲なんて主張するんですか。違憲だというのであれば、自衛隊は解散するの筋ですよ。
昔は良かった…
[画像をブログで見る]
本当にいい加減な人だ。専守防衛の観点から自衛隊を合憲とする立場からは何の限界も来ていません。
山尾氏の言う限界論は、解釈改憲を強行した安倍内閣と発想が変わらないではありませんか。山尾氏の議論は、安倍氏に塩を送るための議論でしかありません。
今、安倍氏がやろうとしている憲法9条に自衛隊を明記するというのは、現状の安保関連法を前提にした「自衛隊」であり、立憲主義の観点からも大問題。
少なくとも現状変更しないというのも安保関連法が前提となっていますから大問題なのですが、仮に安保関連法を前提にしない場合であっても大問題であることに変わりはありません。
立憲主義は政府に憲法を守らせることに目的があるのですが、現状に変更がないのに憲法を変える必要性など全くないからです。
「憲法9条3項に「自衛隊」を明記することの問題点 自衛隊の軍備、行動範囲を拡大させるだけで百害あって一利なし」
立憲主義というのであれば、そうした観点から批判を展開しなければならないはずなのに、「(憲法9条に定められている)戦力を持たないことと、自衛隊がある現実。建前と現実のギャップ、ここに限界がきている。」というのは、あまりにひどすぎ。立憲主義の対する理解ゼロ。
安倍政権のもとで何故、議論する必要があるのか、その答えは9条を改憲したいから、以外の答えはありません。
憲法破壊を繰り返す、そのとどめが9条改憲であるなら、それを阻止することこそが立憲主義を守るというのに、山尾氏は一緒になって議論すべきみたいなことを言っているのであれば、立憲民主党を離党して、維新の会か自民党にでも移ったらいい。
枝野幸男代表ももともとは9条改憲論者だが、今の政治情勢の中で、何が求められているのかくらいは理解しています。だから安倍政権のもとでの9条の改憲には反対という同党の方針になるわけです。
枝野氏に比べても山尾氏はあまりにひどすぎる。看板を偽って有権者を欺すのはやめて頂きたい。
「山尾志桜里議員の9条改憲論は何のため? 今、この時期に何故? 立憲主義を理解していないことが残念だ」
「立憲・山尾氏「憲法議論、9条議論しっかりやるべきだ」」(朝日新聞2019年5月3日)相変わらずの9条改憲論者、一体、今、安倍政権が憲法9条改憲に執念を燃やしているときに、何故、この議論なのですか。
「(憲法9条に定められている)戦力を持たないことと、自衛隊がある現実。建前と現実のギャップ、ここに限界がきている。憲法議論は9条から避けられないし、9条の議論は安保政策の議論から離れられない。」
立憲主義が全く理解できていない、この山尾氏は、立憲民主党を内側から破壊しようとしています。
立憲民主党内には色々と意見はありながらも、安倍政権のもとでの9条改憲には反対するというのが立憲民主党の立場。他の国民民主党もそうですが、野党で一致、団結して戦うのもまさにこの点です。
従来の政府見解に従えば自衛隊は合憲であり、その根拠は自衛のための必要最小限度の実力は保有が禁止された戦力には当たらないとする点にありました。
集団的自衛権の行使も自衛のための戦争ではありませんから、本来的に憲法違反とされてきました。
この憲法上の限界を解釈改憲で安保関連法を押し通したのが安倍政権です。
今すべきことは、憲法9条の改憲のための議論ではありません。元に戻させることです。これが立憲主義です。
山尾氏は未だに「(憲法9条に定められている)戦力を持たないことと、自衛隊がある現実。建前と現実のギャップ、ここに限界がきている。」などと言っていますが、どこにその限界が来ているというのですか。
山尾氏の見解に従えば、自衛隊は違憲ということになります。しかし、本当に自衛隊が違憲なんて主張するんですか。違憲だというのであれば、自衛隊は解散するの筋ですよ。
昔は良かった…
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本当にいい加減な人だ。専守防衛の観点から自衛隊を合憲とする立場からは何の限界も来ていません。
山尾氏の言う限界論は、解釈改憲を強行した安倍内閣と発想が変わらないではありませんか。山尾氏の議論は、安倍氏に塩を送るための議論でしかありません。
今、安倍氏がやろうとしている憲法9条に自衛隊を明記するというのは、現状の安保関連法を前提にした「自衛隊」であり、立憲主義の観点からも大問題。
少なくとも現状変更しないというのも安保関連法が前提となっていますから大問題なのですが、仮に安保関連法を前提にしない場合であっても大問題であることに変わりはありません。
立憲主義は政府に憲法を守らせることに目的があるのですが、現状に変更がないのに憲法を変える必要性など全くないからです。
「憲法9条3項に「自衛隊」を明記することの問題点 自衛隊の軍備、行動範囲を拡大させるだけで百害あって一利なし」
立憲主義というのであれば、そうした観点から批判を展開しなければならないはずなのに、「(憲法9条に定められている)戦力を持たないことと、自衛隊がある現実。建前と現実のギャップ、ここに限界がきている。」というのは、あまりにひどすぎ。立憲主義の対する理解ゼロ。
安倍政権のもとで何故、議論する必要があるのか、その答えは9条を改憲したいから、以外の答えはありません。
憲法破壊を繰り返す、そのとどめが9条改憲であるなら、それを阻止することこそが立憲主義を守るというのに、山尾氏は一緒になって議論すべきみたいなことを言っているのであれば、立憲民主党を離党して、維新の会か自民党にでも移ったらいい。
枝野幸男代表ももともとは9条改憲論者だが、今の政治情勢の中で、何が求められているのかくらいは理解しています。だから安倍政権のもとでの9条の改憲には反対という同党の方針になるわけです。
枝野氏に比べても山尾氏はあまりにひどすぎる。看板を偽って有権者を欺すのはやめて頂きたい。
「山尾志桜里議員の9条改憲論は何のため? 今、この時期に何故? 立憲主義を理解していないことが残念だ」