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14歳の少女をレイプして有罪を認めた男、保護観察判決に抗議の声

シェイン・M・ピシェ被告(©︎Watertown Police Department)

米ニューヨーク州ジェファーソン郡の事件で、14歳の女子生徒をレイプしたバスの運転手に下された判決をめぐって、全国で抗議の声が沸き起こっている。

ウォータータウン・デイリータイムズ紙が報じたところでは、シェイン・ピシェ被告(26歳)は14歳の少女をレイプした事件で有罪を認めたが、判決はたった10年間の保護観察だった。しかも、性犯罪者としての登録区分はレベル1――つまり、オンラインの性犯罪者リストに氏名を記載しなくてもよいということだ。ジェイムズ・P・マクラスキー判事は、ピシェ被告が初犯であること、他に被害者が出ていないことから、再犯の危険は高くないと判断し、比較的軽い罰を与えた。ピシェ被告は裁判所費用375ドルと、性犯罪者登録料1000ドルの支払いを命じられた。

地元TV局WWNYTVによると、ピシェ被告が14歳の少女と会ったのは彼が運転していたバスの中。被害者の母親の主張によれば、ピシェ被告は被害者の少女と友人を家に誘い、酒を飲ませてレイプしたという。

2018年9月、ピシェ被告は第2級強姦、および児童の福祉を危険にさらし、児童に不法に酒を飲ませた罪で逮捕、起訴された。2019年2月、被告は第3級強姦で有罪を認めた。検察側は被告をレベル2の性犯罪者に分類するよう勧告していたが、マクラスキー判事はレベル1の分類を選択した。

ニューヨーク州条例によると、レベル1に分類されたピシェ被告は今後20年間、性犯罪者として登録が義務付けられる。だが刑事司法局(DCJS)の性犯罪者データベースでは氏名を記載するのはレベル2、レベル3の性犯罪者としているため、被告の氏名は記載されない。DCJSのWEBサイトには、「法律により、DCJSはレベル1の性犯罪者をwebサイト上に掲載することはできません」とあり、彼の氏名はデータベースを検索しても出てこないことになる。

判決を受け、ピシェ被告の刑が軽すぎると考える多くの人々が不満を口にしている。WWNY TVに送った声明文の中で、被害者の母親はこのようにコメントした。「私の娘が受けたダメージの代償として、シェイン・ピシェ被告に禁固刑が下されればどんなに良かったでしょう。彼のせいで二度と取り戻すことのできない大切なものを奪われた娘は、鬱と不安にさいなまれています」。性的虐待反対派も怒りをあらわにし、マクラスキー判事の罷免を要求する署名活動もスタートした。ある署名運動では、すでに1万5000人の署名が集まったという。

民主党員で元弁護士のマクラスキー判事は、2011年にニューヨーク州第5地区の高位裁判所判事に選出され、任期は2025年末まで。これまでにも波紋を呼ぶ判決を下したことで知られている。今年初めには、家庭内の痴話喧嘩で逮捕されたトランスジェンダーの女性が警察から嫌がらせと差別を受けたと主張し、人権部に調査を要求していた件で、判事は女性の訴えを棄却した。女性の主張によれば、警察官は彼女を男扱いし、「そういう格好を何年やっているんだ?」というような侮辱的な質問をしたという。また、警察官から署に連行された際、全裸にされたうえ性的暴行を受けたと主張した。

ローリングストーン氏はマクラスキー判事に電話でコメントを求めたが、返答は得られなかった。

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