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明日は新時代の始まりなのか

今日の朝刊も夕刊も、そしてどのテレビも、天皇退位一色だった。大きな写真が紙面や画面を飾り、号外に近かった。本当に明日から新しい時代なのか。少なくとも僕には関係ない。

感じるとすれば、平成の始まりから30年少しが経ったという事実だけである。というのも、平成が始まった正月明けには、三鷹から国分寺へと引っ越すための準備が本格化した。実際、大喪の礼の日の連休を利用し、引っ越した。

この意味で平成は、僕にとっても新しいステージの始まりだった。一方の令和だか、そこにはまだ始まりの予兆が何もない。

日経ヴェリタスが平成の株式市場を振り返りつつ、令和の時代を予想する特集を組んだ。購読していないので、いつ発売なのか(土曜なのか、日曜なのか)よく知らないが、その特集のインタビューを受けたことが、令和が始まるとの実感をほんの少し与えてくれた程度か。

まだ、その特集号が送られて来ていないので、どう扱われているのか知らない。知人から、「一緒に載っていた」とのメールが来たので、掲載されたことだけは確かなのだが。

元号の変遷は個々人にとって実質的な意味をもたない。天皇と一緒に生活しているわけでないので。天皇が退位しようが即位しようが、それは天皇個人のイベントにすぎない。

もちろん、時間は天皇にも僕にも、いい意味、悪い意味の両方において、等しく流れている。この点で、元号の変遷で時間の経過が計れる。とはいえ、元号ではなく、もっと直接的な時間の計測方法、西暦がある。だから、あえて元号を振り返る必要に乏しい。

天皇制を否定するつもりはないし、以前に書いたように、元号があっても構わない。思うのは、元号は天皇の歴史であり、僕の、また日本の歴史の中心に位置するわけでないという事実である。グローバルな時代、それが嫌でも否定できない時代、そんな時代に今日もそうだったし、明日もそうなると思うが、天皇一色のニュースを流すメディアのセンスを疑うだけである。政治もまた、元号べったりでいいのだろうか。

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