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PTA問題,怒りをぶつける矛先が間違っていませんか?


ちょっとPTAネタ。

今頃は各PTAでは総会もあって年度替わりということで,SNS等を見ているとPTA問題についていろいろ意見があります。

その中で多いのは,望まないのに本部役員になってしまった…とかそんなものです。

PTAって本来任意の団体で任意の活動をする団体のはずなのに何で役員や加入が強制的になっているの?という声が多く理解するのですが,ここで怒りをぶつける先が本部役員であったり……と何かおかしい気がしています。

本部役員は最初かつ最大の被害者で、加害者は全員


SNSの嘆きのつぶや等を見ても分かるように、そもそもスタート時点では本部の人も非本部の人と同じです。本部役員にはできればなりたくないし,強制は嫌だという人です。


ところが役員選出会議にて体育館などに拉致られたり,くじ引きなどによって選ばれてしまったわけです。
PTAで嫌がられている強制の最初の被害者は役員です。しかも1イベントへのお手伝いさんかなどではなく1年間を通じた労務提供といった非常に重い強制です。
そして,非常に重要なのは,この時の加害者は彼らが強制的に役員にならされることを容認した他の保護者・PTA会員です。


SNS上のつぶやきでも「自分はならなくてよかった」ものもありますが,ようするに「他の人がくじ引きで押し付けられてよかった」という話です。

最大の被害者に加害者が文句を言っても…

やりたくないのにならされた本部役員になったのに「強制制度をやめろ!」「PTA改革をしろ!」とあれこれ言われたらたまったものじゃありません。


そもそもPTA改革などもやりたくないし,PTA本部役員などもやりたくないのに,勝手に役割を押し付けといて、自分の望むような仕事しろと言わても非常に困るわけです。
だったら自分がやれよ……という思いにもなるでしょう。


被害者からすれば,加害者がやり逃げというのは許されない

その上で,やっと1年間の懲役刑を終えて、これで次は自分はならなくていいと思ったら……翌年の役員選考時期になって「私やりたくないな。強制止めてほしいな。」などと,去年は自分がくじ引きで強制的に役員になることを認めた(黙認)した人がのたまうわけです。


本部をやらされた側からすれば「いやいや,あんた達は去年私に強制的に役員押し付けたよね。で自分はやりたくないってのはないでしょ。」となります。


つらおの考え

まあ,上の話は分かりやすく典型的な話を丸めて書いています。実際にはやりたくてやっている人もいるでしょうし,他の人がやらされそうになっているのを守ろうとしている人もいるでしょう。ただ、世間ではこのような感じに問題があります。

この問題の根っこは、全員が悪意のない加害者となって被害者を生み出していることだというのが私の認識です。

自分が本部をやりたくないと思っていて、監禁まがいの保護者会やらくじ引きやらで役員が決まっているなら役員の人もやりたくないんです。
しかし,本部役員が決まった後はあたかも本部が独裁国家の政府かのように悪者化されてしまいがちです。役員決めの場までは同じ役員やりたくない保護者という立場だったのに,くじの当たりはずれで大きな人生の分かれ道にされてしまうのです。

これはやめませんかね。

嫌々役員をやっている人がいれば,その人は被害者であり,その人が役員になるのを強制したのは会員です。その被害者たちに対して強制を止めろと敵対するのではなく,変えたいと思っている人たちが「本部役員にならされて大変ですよね。そんな大変な皆さんだけに重荷を背負わせることはしません。一緒に変えませんか?」と協調体制を取らないと難しいと思うところです。

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