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いずも、F35の文句を言う前にメディアと野党がやるべきこと。

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いずもの空母化とか、F35の墜落とかをうけて、にわかにメディアや野党が攻撃しています。

ですが、いずも(その前の16DDHも)、F-35の調達について、事前にまともな報道や国会で議論はなされたのでしょうか?
はっきり申し上げて、やっておりません。
以下にぼくの過去書いた記事を幾つか紹介します。

文民統制の放棄!なぜ「空母」が生まれたか
https://toyokeizai.net/articles/-/64841

>飛行甲板はオスプレイや米海兵隊などが採用した垂直離着陸が可能なF-35B戦闘機が離発着地に噴出する高温の排気ガスに耐えられる処理がされている。「いずも」が企画されたのはオスプレイの調達のはるか以前であることから、恐らくは米軍との共同作戦を想定して、このような処理をしたのだろう。

>これは文民統制という意味でも大きな問題だ。問題なのは日本共産党や社会民主党のような左派政党まで含めて、政治家がこれにまったく無関心だとうことだ。「いずも」はもちろん、「ひゅうが」級導入に際して、国会では議論も起こらなかった。つまり「やった者勝ち」だった。

>かつて16DDH「ひゅうが」の予算要求に際してはかなりの反発があると予想され、当時の石破茂防衛相は「あらゆる質問を想定し、回答を用意していたがまったく質問がなく拍子抜けした」と後に筆者に語っている。22DDHの予算要求に際して疑問を呈したメディアは筆者の知る限り「週刊金曜日」だけである。

>技術的にみれば「いずも」級のソナーと給油機能を外して、飛行甲板にスキージャンプ台を装備すれば、F-35BのようなSTOL戦闘・攻撃機を12機+ヘリを数機ほど搭載する「軽空母」にすることは極めて容易だ。将来「いずも」級を改良するだけで、極めて容易に「空母」が手に入ることになる。海自には将来、空母を保有する野望があると勘ぐられても仕方ないだろう。

>2008年に開催された横浜航空宇宙展で、海自の海上自衛隊幕僚監部防衛部の装備体系課長、内嶋修1等海佐(当時)は講演で、将来多目的空母でF-35のような固定翼機を運用するような構想を披露したこともある。
次期戦闘機(FX)に「ステルス」は不要だ
https://toyokeizai.net/articles/-/64841?page=6

>F−35は開発途上の機体であり、多くのトラブルが発生している。仮に我が国が導入できるとしても早くても7〜8年先のことになる。調達単価もまだわからないが、現状約130億円、調達機数削減も予定されており、さらに高くなる可能性が強い。

>本来、FXの機種決定は今から5年程前に行い、09年度までの現中期防(中期防衛力整備計画)で7機を導入するはずだった。つまりF−35を採用するならば少なくとも12〜15年以上の遅れとなる。となれば、そもそもFXが必要なかったという疑問さえ生じてくる。
FXはユーロファイターを採用すべきだ
>我が国は戦後一貫して、防衛産業の振興と安全保障の観点から、戦闘機の生産、開発能力の保持に傾注してきた。まずFX選定においてはこの政策を維持するのか、変更するのか、ということが大きな問題だった。

>戦闘機の生産基盤の維持を是とするのであれば、F−22あるいは現在候補に挙がっている米英など9カ国が共同開発中のF−35の選択ははじめからあり得ない。今から6、7年前にはすんなりとFXの選定は済んで、今頃は既に最初の実戦部隊が編成されていたはずだ。

>F−35は論外としても米国製の機体を採用する限り、これらの技術の移転はされない。また日本独自の改良を加えることは出来ないし、日本製のミサイルを使用するためにはそのミサイルの詳細な情報を米国側に開示する必要がある。我が国独自の改良も簡単には許可されない。
FX購入の代わりに、コンポーネントの輸出を
https://webronza.asahi.com/politics/articles/2011110200003.html

>国内生産を前提とするのであれば、次期戦闘機(FX)で予定されている40〜50機という調達機数は余りにも少ない。まともにコンポーネントの多くを国産化するライセンス生産を行うのであれば最低でも70〜80機は必要だ。

 コンポーネントを生産しない、単なるノックダウン(組み立て)であれば、主契約社はともかく、下請け企業にはろくに仕事が回ってこない。結局調達コストが上がる(恐らく約2倍程度)だけで、メリットはほとんどない。単にコストを押し上げるだけだ。

>この程度の機数を国内で生産するのであればオフセットは必要条件である。そのためには武器禁輸を緩和する必要があった。昨年末に閣議決定された防衛大綱では武器禁輸は緩和される方向だった。ところが当時の菅直人総理大臣は土壇場でこれを覆した。

>この程度の機数ならば、戦闘機の生産基盤をすっぱり諦めて輸入を選ぶべきだ。浮いた費用を既存のF−15やF−2などの戦闘機の近代化やAWACS(早期警戒管制機)や空中給油機の追加、あるいは人工衛星や偵察用UAV(無人航空機)などの導入に当てて、総合的に航空戦力の拡充を図るべきだ。

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