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NTTドコモが新料金プラン「ギガホ」と「ギガライト」でもスマホなどの端末購入に何らかの割引を検討中!docomo withは割引なしで機種変更すれば6月1日以降も継続可能

docomoの新料金プランでのスマホはどうやって割り引かれるのか!?

既報通り、NTTドコモが6月1日(土)より携帯電話向け新料金プラン「ギガホ」および「ギガライト」などを提供開始します。また先立ってこれらの新料金プランの事前受付を5月22日(水)より実施します。

これにより、同社では過去の料金プランや施策をばっさりと切り捨ててよりシンプルでわかりやすくなったとする新料金プランに完全に移行し、総務省が推進する“通信料金”とスマートフォン(スマホ)などの購入にかかる“端末代金”を分けて考える「分離プラン」となります。

そのため、現時点ではこれまで月々サポートや端末購入サポートによって端末代金を割り引く端末購入補助がなくなり、スマホなどの各製品を割引なく購入しなければならなくなる可能性もあります。

ただし、同社代表取締役社長の吉澤和弘氏は「まったく割引がないと、ハイエンドモデルなどは購入しにくくなる」として「何らかの割引施策を導入できないか検討中」であることを明らかにしています。

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ギガホおよびギガライトはともに既存の料金プランにおける基本料金プランとISPサービス、パケットパックがセットになっており、1回線で利用する場合に2年契約ならギガホが月30GBまでの高速データ量が利用できる月額6,980円の定額プラン、ギガライトが月1~7GBまでの高速データ量が利用できる月額2,980~5,980円の段階制定額プランです。

家族などで回線を複数契約してファミリーグループにすれば2回線で1回線ごとに月額500円割引、3回線以上で1回線ごとに月額1,000円割引で、ギガホが月額5,980円から、ギガライトが月額1,980~4,980円からとなり、さらにギガホ割やドコモ光セット割などで割り引かれます。これにより、ほぼ同条件の場合に現行プランと比べて最大4割の料金の値下げなるとのこと。

NTTドコモ、新料金プラン「ギガホ」と「ギガライト」を発表!6月1日提供開始でスマホは月額1980円から。月々サポートや端末購入サポート、docomo with、iモードは新規受付終了 - S-MAX

秋吉 健のArcaic Singularity:NTTドコモの新プラン、高いと見るか?安いと見るか?ギガホ・ギガライトの発表に伴う報道のあり方と通信料金が持つ価値について考える【コラム】 - S-MAX

ギガホおよびギガライトなどの新料金プランの詳細については上記の記事をご参照ください。これに対し、最大4割の値下げはあくまで利用料金のみで比較した場合で、スマホなどの端末代金を含めると、仮に端末購入補助による割引がないのであればトータルで割高になってしまう可能性は十分になります。

そこで吉澤氏による「何らかの割引の導入を検討」といった発言になるわけですが、少なくとも新製品を直接いきなり大幅に割り引けるわけもなく、先行して分離プランを導入しているauやSoftBankとった他社の状況を鑑みてほぼ横並びとなると考えれば、アップグレードプログラムや半額サポートのような仕組みが想像できます。

これらはともに分割払いを現在の24回(2年)から48回(4年)に伸ばして1ヶ月ごとの割賦代金を減らした上で、2年後に新製品へ乗り換え(機種変更す)れば残りの2年分の残債を免除し、実質的に最大半額になる仕組みで、代わりに使っていた製品を返却する必要などはあるものの、打開策のひとつにはなりそうです。

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一方で現行の料金プラン「カケホーダイ&パケあえる」や割引施策「月々サポート」および「端末購入サポート」、「docomo with」、そしてISPサービス「iモード」などは現在契約している場合には6月1日以降も継続利用は可能なものの、5月31日を持って新規申込受付を終了します。

そのため、現在、月々サポートや端末購入サポートで購入した製品を利用している場合に次に機種変更するときにはこれらの割引施策を使ってスマホなどの製品を購入できないため、NTTドコモでの契約を継続するなら恐らく新料金プランへ移行したほうがトータルでも安くなると思われます。

もちろん、契約はそのまま既存の料金プランにして現在使っている製品をできるだけ長く使ったり、SIMフリースマホなどを別途用意して利用するという手もあります。中でも人気のiPhoneシリーズはAppleからSIMフリーでも販売されており、発売したばかりの場合にはかなり高価ではありますが、古い製品の買い取りや分割払いを利用すれば手が届かなくもないと思われます。

特にdocomo withを契約している場合には今後もずっと月額1,500円が利用料から割り引かれるため、毎月の利用料だけ比べても新料金プランよりも安くなるケースも存在する上、パケットのシェアや繰り越しをうまく活用している場合には新料金プランにするメリットが非常に少ないと言わざると得ません。

なお、docomo withについては新料金プラン導入後の6月1日以降も機種変更で新しい製品を購入する場合に他の割引を適用させなければdocomo withを継続できることが案内されており、SIMフリー製品を別途購入する以外でもNTTドコモの製品でも割引がなくて高くなるとは思いますが、新製品に機種変更はできるようです。

どちらにしても総務省は通信料金と端末代金を分けることを推進していますが、実際には両方を合わせてトータルでどれだけコストがかかるかが利用者としては気になるところで、NTTドコモでも恐らく5月中旬ごろに行われる「2019年夏モデル」の発表会で端末購入補助についての割引施策が発表されると予想されますが、最終的にはその内容を見て新料金プランが安いのか、高いのかが判断できるのではないかと思われます。



記事執筆:memn0ck

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