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国民民主党と自由党 合流するのが自然だ 菅直人政権の消費税増税公約こそが分裂の発端 「希望の党」にひれ伏したことが間違い

 国民民主党の玉木雄一郎代表がいよいよ自由党との合流に向けた最終段階に進む決断をしたようです。実現するかどうかは不透明ですが、私は英断だと思います。

国由合併構想で玉木代表がようやく口にした2文字…頓挫すれば代表進退問題も」(産経新聞2019年4月24日)

 自由党は小沢一郎氏が率いる政党ですが、かつて民主党政権時代に分裂し、そしてまた合流しようというものですが、国民民主党側には小沢氏の行動を分裂行動として批判的な立場の議員も少なくないようです。

 確かに、小沢氏は民主党を割った、これは事実ですが、むしろこの直接の原因を作ったのは、国民民主党にも自由党にも所属していない菅直人氏です。鳩山政権の後を継いだ菅政権は、何故か参議院選挙の直前に消費税増税を言い出して大敗したわけです。その後の民主党野田内閣も消費税大増税のための三党合意に突き進むなど、財界に奉仕する政策に転換しました。民主党に投票した人たちへの裏切りだったわけです。その過程で小沢氏は民主党を割ったのですが、反省すべきは菅直人氏やそれを支えた勢力です。

 そうした過去の反省に立った総括でなければ、単なる野田政権のように自民党の補完勢力でしかなくなりますし、当時の分裂を感情的なものでどうこういうことではありません(一番、反省していないのは、この合流の当事者ではない菅直人氏かもしれませんが)。

 自民党に対抗する政党を作るということでは誰もが一致していたはずです。

 その原点に帰るということです。

 階猛議員は慎重派の急先鋒だそうですが、小沢氏との経緯はどうあれ、自民党政権を倒すための団結を期待しています。

 このような合流自体は、私は自然の流れだと思います。これは決して、小池百合子氏が率いる希望の党にひれ伏すことでもありませんでした。当時の民進党の代表前原誠司氏は、独断で解党してしまい、所属議員を小池氏への生け贄にしようとしました。しかし、それもあえなく失敗、というよりも最初から間違っていたし、無理があったというだけのことで、結局、党内の意向を全く無視した代表の独裁的なやり方が間違っていたことも証明されたということです。

 その前原氏は、今回の自由党との合流をどう見ているんでしょうね。

民進党の存在意義が失われた A級戦犯の前原誠司氏は政治家失格 立憲民主党に期待する

 いずれにせよ、国民民主党も自由党も現在の支持率は低迷していますし、今までの失敗を取り戻すということはそうたやすいことではありません。立憲民主党や共産党、社民党も含めた選挙協力の中で、安倍自民党政権を倒すということで一致して行動してもらいたい、それが野党支持者の期待に応える道です。

 安倍自民党はあまりにも無責任でひどい政治を行ってきました。そうした悪政の転換こそが求められています。それは自民党支持層にも浸透しているのです。 

 この悪政を倒す、それで野党各党が力を合わせるのですから、野合でも何でもありません。安倍政権の終わりを願うすべての国民(有権者)の願いです。

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