昨日、佐藤優さんの「友情について僕と豊島昭彦君の44年」(講談社)について書いたが、さまざまな人から反応があった。
その中の一つに「悲しみ、苦しみ等が走馬灯の如しです。しかし明日に向かって頑張りたいと思います」というのがあった。
一人でも二人でも「何があっても諦めない。生きていれば良いことがある。生きていれば逆転もある」と思って戴ければ何よりである。
今日も豊島昭彦さんはガンと向き合っている。「頑張れ」としか声をかけられないことに、申し訳なさを感じながら、全国で心ある人が応援していることを豊島さんにお伝えしたい。
統一地方選挙が終わったが、気になったのは投票率の低さである。
59市長選で47.50%、283市議選で45.57%と、過半数に達していない。この低投票率に唖然とするものである。
一方、66町村長選は65.23%、282町村議選は59.70%と、やはり一番身近な民主的手続きの選挙は、市長、市議選に比べ大きくアップしている。
よく「誰がなってもかわらない」という表現があるが、使える人、働く人を選ばないと故郷が衰退し、なくなってしまうという危機感を持ってほしいものだ。
今回の地方選挙で一つの救いは、女性市議が増えたことである。
毎日新聞によると2003年の1233人を上回り1239人で、過去最多とのことである。
改選議席数に占める女性の割合も16.1%だった前回より2.3ポイント増えて18.4%と過去最高になったそうだ。
女性の視点での政策の重要性は益々多くなってくるので、この点は良かったと歓迎したい。
7月の参院選挙、そして衆・参ダブル選挙もあるのではと一部言われてきている。
先ずは情報戦に後れを取らないようにしていきたいものだ。
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- 2019年04月24日 17:34