記事

競争戦略:相手の財布の中身を調べる

今日の横浜北部は気温高めですがどんより曇っております。夜まで雨は降らないらしいですが。

さて、まだまだ競争戦略について。
今日は目黒に行ってちょっと忙しいので、2日前のエントリーで詳しく説明できなかった、「相手の財布の中身を研究する」について一言だけ。

マーシャルの教える競争戦略では、相手の財布、つまり財政状況について詳しく調べろと教えておりました。 具体的にそれは何かといえば、「相手が何に一番カネをつぎ込んでいるか」を調べろというもの。

これは個人でも国家でも同じであり、最も資金をつぎ込んでいるということは、そこに解決すべき最大の問題、つまり「弱点」が潜んでいるということにもなります。

そしてそれを見極めたら、そこにさらに予算を注ぎ込ませるようにして自滅に誘え、と教えているのが競争戦略なのです。

わかりやすい例で考えてみましょう。
日本の場合、ちょっと古いですが、このデータによると、2015年現在で政府が最も支出しているのはずばり 「社会保障費」ということになります。
ここから何がわかるのかというと、日本政府は国民のケアに国家予算を最も使っているということになります。

これを逆に考えますと、日本政府の最大の問題点は、年金・医療・介護の分野にあるということです。
では競争戦略を行う側がこれを踏まえて何を考えるべきかといえば、「年金・医療・介護関連の支出をさらに増やすように仕向ける」ということです。

これをより具体的にいえば、「さらに年金・医療・介護関連を手厚く!」と日本国内の勢力に働きかける、などの方策が考えられます。
これによって国家の破産を狙うわけですね。もちろんこれは考え方の一例でありまして、これだけが唯一のアプローチではありません。ただしここでカギになるのが、相手の財布の中身を調べて、そこで何が最も大きな割合をしめているのか、を調べるということです。競争戦略の核心にあるのは、やはり「相手の徹底調査」にあるのです。


(キツラノ・ビーチ横の公園の風景)

あわせて読みたい

「財政」の記事一覧へ

トピックス

ランキング

  1. 1

    矢沢永吉に苦情 不謹慎探す社会

    常見陽平

  2. 2

    張本氏の放言を許さぬ風潮に疑問

    中川 淳一郎

  3. 3

    萌えキャラで献血PRは問題あるか

    中村ゆきつぐ

  4. 4

    グレタさんを中年男性が嫌うワケ

    木村正人

  5. 5

    河野氏 荒川氾濫なら500万人影響

    河野太郎

  6. 6

    荒れた日韓関係と無縁のラグビー

    新潮社フォーサイト

  7. 7

    体に悪い? 意外なファストフード

    諌山裕

  8. 8

    元SMAP干されるテレビ業界の実態

    笹川陽平

  9. 9

    高尾山の台風被害 迷惑登山客も

    清水駿貴

  10. 10

    イジメ教師 後輩に性行為強要か

    文春オンライン

ランキング一覧

ログイン

ログインするアカウントをお選びください。
以下のいずれかのアカウントでBLOGOSにログインすることができます。

コメントを書き込むには FacebookID、TwitterID のいずれかで認証を行う必要があります。

※livedoorIDでログインした場合、ご利用できるのはフォロー機能、マイページ機能、支持するボタンのみとなります。