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消えるシェア・サイクル、増える電気自動車


2年前にシンガポールでの営業を開始し、全盛期には9万台のシェア・サイクル数を誇ったofoの営業免許が正式に取り消されました。

www.straitstimes.com

たった2年ほどであったものの、一時はシンガポールで大流行したシェア・サイクルでしたが、現在は数社のオペレーターが残っているだけでほぼ壊滅状態。自転車の代わりに普及が期待されるシェア・電動スクーターも充電問題がネックになってなかなか増えそうにありません。

いっぽう、急速に台数を増やしているのが、シェア電気自動車。


2017年12月に営業を始めたBlue SGは、政府の強力なバックアップもあって急激に台数もチャージングステーションも増やしつつあり、道路でも走っているのを普通にみかけるようになりました。


シェアではありませんが、電気自動車のタクシーをみかけることもあります。また、シンガポール国立大学のキャンパス内では、自動運転電気バスが導入されるそうです。

マレーシアの新聞The Starによると、2018年の世界の電気自動車の販売台数は210万台。2019年予測は320万台で、2025年までに毎年22.3%の増加が見込まれるといいます。ある予測によれば、2030年までには電気自動車が1憶2千5百万台になるとのこと。

特に中国と米国、その他の国々での伸びがめざましく、2017年と2018年比では、各78%、79%、86%の増加(日本は逆に6%のマイナス)。中国は数でも圧倒的で、2018年には118万台が売れています。

過去最高となった昨年のトヨタグループの自動車販売台数が1年で1059万台でしたから、まだまだ遠く及ばないとはいえ、電気自動車の割合は確実に増加しつつあります。

ただ、東京23区ほどの面積しかないシンガポールと違い、日本と同じでそこそこ広い国土があるマレーシアでは、チャージング・ステーション数と目的地までの距離がネック。シンガポールほど電気自動車の普及は容易ではありませんが、それでも30%程度のマレーシア人が電気自動車に乗り換えたいと考えており、2020年には東南アジア初となるEV用バッテリーの国内生産も始まるそうです。

我が家では、現在乗っている13年ものの日産サニーの保有期限が2年後に迫り、次は電気自動車でもいいかなと夫と話しているところですが、大好きなマラッカにこれまで通り車で行くためにはマレーシアにチャージングステーションが増えてくれないとムリ。その意味でも、マレーシアでのEV普及にとても期待しています。

中国及び華人社会では昔から「衣食住」に加えて「行」と呼ばれる車関係がクオリティ・オブ・ライフを決める重要な指標の一つ。エコロジカルでエコノミカル、かつガソリン車と同じ快適性や利便性も備えたEV社会が早くやってくるといいなと思います。

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