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ルーザー


「(市長選の候補者として)柳本の名前が出る時点で自民党終わってるで…」確かに3月11日、自民党大阪府連から(大阪市長選挙に向けての)出馬要請を受けた後、元同僚の大阪市議の方にそのように言った事を明確に覚えている

しかし…
私は、25歳で大阪市会議員にならせて頂いて以来20年間、自民党大阪府連に育てて頂いた。そして、大阪市に生まれ育ち、45年間、大阪で生きてきた。

そして、目の前に大阪の未来を決する大きな戦いがあり、また、自民党所属の府議・市議候補の戦いが同日である。何とか立て直していきたい。何とか大阪市を守り、本当の意味で大阪を発展させたい。その役割を担えるのが柳本顕であるならば、喜んで命を捧げたい。

押し切られたわけでもなく、多くの方々の意見を聞いたわけでもなく、自らの心の奥底にあった気持ちをおさえきれなくなり、自身で孤独な決意を固めたのだ。

出遅れとなる不利な戦い。選挙体制も整うのかも分からない。参議院選挙区支部長として活動してきた私にとっては得か?損か?と言えば損な選択。勝算があるかと聞かれれば、正直不安要素の方が多かった。しかし、勝たねばならない戦いとの認識を強く持っていた。

相手は、総大将。生半可な気持ちで勝利することなどできない。当初、出馬要請を受けた時には、「もしダメだったら?と思ってしまう人間に出馬する資格はない」と断ったが、大きな相手に挑むにあたり「自らのすべてをかける覚悟」を決めた。退路を断って、前だけを向いて突き進んだ。

戦いに挑むことになったことを待ってくれている人がいた。こんなにも多くの方々が、心のどこかで私を待っていて下さったことに驚いた。感激した。やはり自分はこの戦いに臨む天命にあったのだと確信した。私自身、自らの居場所を見つけたかのような感覚を持ちながら、大阪を愛する方々と共に戦った時間は幸せだった。

心折れそうになる時もあったが、温かい声援と力強い支えに、気力・体力ともに絶えることなく戦い抜くことができた。結果を待たずして、悔いなき戦いであることを感じていた。

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