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「その言葉とどこで出会ったのか?」で、言葉の捉え方が変わる。

言葉は、その言葉の本来の意味とは別に「誰が言ったのか?」でその意味合いが変わってきます。

更に、その言葉と「どこで出会ったのか?」のも非常に重要な要素になってくるなと気づきました。

今日はそんなお話を少しだけ。

「ノブレス・オブリージュ」の捉え方が様々。

なぜ、突然そんなことを思ったのか?

「ノブレス・オブリージュ」という言葉が、人それぞれでその捉え方が大きく異なるなあと思ったからです。

「ノブレス・オブリージュ」とは、フランス語で「身分の高い者はそれに応じて果たさねばならぬ社会的責任と義務がある」という意味です。

最近、Twitter上でも話題になり、一部のひとたちの間で賛否両論を巻き起こしていました。

アニメ作品『東のエデン』で初めて知った。

僕がこの言葉に初めて出会ったのは、大学時代にアニメを見漁っていたころ。

東のエデン』というアニメ作品の中で初めて知りました。

ネタバレになるので詳しくは書きませんが、この作品の中で初めて出会ったことによって、僕自身は「ノブレス・オブリージュ」という言葉に対して、とても身近でポジティブな印象を持っています。(気になる方はぜひ作品を観て欲しい。)

だからこそ、みんなも当然ポジティブな意味で捉えているものだとばかり思っていました。

でも実際は、どうやらそうではないらしいのです。

出会い方で、お互いの抱いている印象は真逆になり得る。

人によっては、もっと小難しい学術書の中で初めて知ったという方もいるかもしれません。

もしくは、評論家や批評家、政治家の口からネガティブな語り口で聞いて、初めて知ったという方もいるかもしれません。

僕のように、アニメ作品の中で知ったという方のほうがむしろ稀なのかなと。

そうすると、同じ言葉を使っていたとしても、お互いに抱いている印象は真逆になり得るんですよね。

言葉の意味を全く同じ意味で捉えているとしても、です。

まさに、以前このブログで書いた「Win-Win」の話にも近い話。

参照:どの立場で言うのか? | 隠居系男子

最後に

言葉それ自体の意味ではなく、その言葉に出会ったときに付着してしまった印象や、イメージの問題のせいで、話が噛み合わないこともある。

その前提がズレてしまっているがゆえに、どれだけ議論してみてもお互いに歩み寄れない。

だからこそ、その言葉の賛否だけで議論するのではなく、

どこでその言葉に出会ったのか?どんな印象を持っているのか?

そんな部分にも、お互いに耳を傾けてみる必要があるのかもしれないなあと。

「あれ、何かおかしいな…?」と感じた場合は、「その言葉と、いつどのように出会ったのか?」をお互いに提示してみて、言葉に付着しているイメージをすり合わせてみるのも良いかもしれません。

そうすると、議論はより良い方向に向かうのかもしれないなあと思った次第です。

いつもこのブログを読んでくださっている方々にも、今日のお話が何かしらの参考になったら幸いです。

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