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EU、ウクライナの改革の行方注視 新大統領選出で


[ブリュッセル 22日 ロイター] - 21日のウクライナ大統領選の決選投票では、コメディー俳優のウォロディミル・ゼレンスキー氏が現職のペトロ・ポロシェンコ大統領に大差をつけて勝利した。政治経験のない同氏が今後どのような改革路線を進めるか、欧州連合(EU)当局者から注目が集まる。

EUのトゥスク大統領とユンケル欧州委員長はゼレンスキー氏の勝利が決まると共同書簡で同氏に祝福のメッセージを伝えた。一方で、より民主的な改革や汚職撲滅に向けた取り組みを今後も継続するよう訴えた。

トゥスク氏とユンケル氏は「国民が求める平和で民主的かつ豊かなウクライナを実現するため、多くのなすべきことが残っている」とし、「法の支配の強化や汚職撲滅、マクロ金融の安定、エネルギー分野での不可欠な改革など、これまで進めた改革路線でウクライナはEUの強い支援を期待できる」とし、改革継続への期待をにじませた。

欧州各国政府にとって同氏の政治手腕は未知数で、今後の政策に注目が集まる。

あるEU当局者は、ゼレンスキー氏が勝利した要因は、ポロシェンコ政権に対する強い不満だと指摘した上で、選挙活動でゼレンスキー氏が掲げた公約以外は同氏の考えについてさほど明らかになっていないとコメントした。

ゼレンスキー氏は、公約のひとつに親欧米路線の継続を掲げていたが、EUや北大西洋条約機構(NATO)加盟についてはポロシェンコ氏ほど積極的に発言していない。

NATOのストルテンベルグ事務総長はツイッターで、ゼレンスキー氏への祝意を伝えた上で、「ウクライナは大切なNATOのパートナーで今後も協力することを期待している」と投稿した。

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