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【読書感想】本をどう読むか: 幸せになる読書術

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(166)本をどう読むか: 幸せになる読書術 (ポプラ新書)
作者: 岸見一郎
出版社/メーカー: ポプラ社
発売日: 2019/02/08
メディア: 新書
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本をどう読むか 幸せになる読書術 (ポプラ新書)
作者: 岸見一郎
出版社/メーカー: ポプラ社
発売日: 2019/03/29
メディア: Kindle版
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内容紹介
読書には、人を救い幸福にする力がある

「本を読むことで間違いなく幸せな人生を送ってこられた」

「読書は何にも代えがたい人生の喜び、楽しみである」

大ベストセラー『嫌われる勇気』の著者が「読書」と「生きること」について考えた初の読書論。

哲学書、小説、外国語の原書からアウトプット法、アドラー心理学まで。「本」との関わり方、「人生」との向き合い方が変わる、著者渾身の書き下ろし。現代の哲学者にしか語れない、人生を幸福にする、本の読み方、選び方。

 あの『嫌われる勇気』の著者、岸見一郎さんの読書術。

 というか、タイトルには「読書術」とあるのですが、実際の内容は、岸見さんがどんな本をどう読んできたか、というのを丁寧に語っておられるものです。

 岸見さんは、天性の本好きであり、本が嫌いな人がこれを読んで本を好きになる、とは思えないんですよ。

 でも、僕のような「本好き(のつもりの人間)」が読むと、「ああ、こういう本の読み方があるのか」とか、「自分はただ、他人に自慢するための読書をしていたのではないか?」というようなことを考えさせられるのです。

 本を読むことは自分の生き方と離して考えることはできません。人がどのように本を読んでいるかを見れば、その人がどんな生き方をしているかがわかるといってもいいくらいです。

 ここで「どんな」本を読んでいるかではなく「どのように」本を読んでいるかを見ればその人の生き方がわかると書いたのは、何を読んでいるかは人の生き方とはあまり関係ないからです。

 なぜなら、本当に本を読むのが好きな人であれば、どんな本でも読みますし、乱読するからです。その中には「いい本」もあればそうでない本もあるかもしれませんが、そのようなことがわかるためには、誰かに薦められてではなく、自分で選んで本を読むという経験を重ねていかなければなりません。

 本を読んでいるうちに、どんな本が面白いとか、読むに値するとか、あるいは、反対につまらないとか、時間をかけて読むに値しないというようなことが少しずつわかってきます。「どのように」本を読めばこのようなことがわかるようになったかという話を聞けば、その人がどんな生き方をしてきたかがわかります。

 もし自分で本を読んでどんな本を読めばいいかということを知ろうとするのではなく、いつも人から本を薦められるのではなく、いつも人から本を薦められてばかりの人がいれば、その人の生き方もまたそのようである、つまり人に依存して生きているということができます。

 正直、そこまで言い切ってよいのか、とも思うのですが、「本が好きな人は、結局、どんな本でも読むし、乱読している」というのは、僕にもわかるような気がします。というか、本がないと落ち着かないんですよね。

 「人に薦められる本ばかり読んでいる」というのは、思い当たる節があるのですが、「まったくフラットな本選び」というのはなかなか難しいのも事実だと思います。大きな書店でも、書棚の配列とかディスプレイには書店員さんの影響があるし、Amazonでも「おすすめ機能」や「ランキング」がありますし。

 それでも、「自分が読む本は、自分で選ぶ(選びたい)」という意思は僕にもあるのです。  

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