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消費税大増税の延期で衆議院解散? 安倍氏の意向を忖度して布石を打ってるぞ

 安倍政権は10月の消費税大増税に向けて、税金の垂れ流しによるなりふり構わぬやり方で、国民の反発をかわそうと必死なのですが、ここにきて萩生田光一氏が何と延期発言を始めました。

萩生田氏の発言、広がる波紋 消費増税延期に言及」(朝日新聞2019年4月18日)

 二度も延期してのことですから、そうたやすく延期などできません。国民の反発が強いにもかかわらず延期ができないというジレンマは、安倍政権の最大の弱点です。構造改革実現のために消費大増税を要請する財界の意向と、憲法9条改憲を是が非でも実現したい安倍氏が国民の支持を取り付けるために、むしろ税金を垂れ流したい(消費税大増税の延期も含む)ことの矛盾が大きくなってきているということです。

 しかもことうもあろうことかアベノミクスが虚構だったことまでもがばれてしまいました。米中の対立という国際情勢も背景にはあるものの、それが原因とは言えないのがアベノミクスの虚構性です。ただ、税金の垂れ流しで、ただただ財政を悪化させただけ、今年度も予算を膨脹させてさらに財政赤字を肥大化させてしまうのですから、アベノミクスもピンチ、改元によるお祭り騒ぎによる内閣支持率アップも長くは続きません。改元など一過性のものに過ぎないからです。

2019年4月14日撮影

 夏の参議院選挙も野党の候補者一本化が進めばかつてのような安倍自民党の「大勝」などありえません。今までも野党がバラバラだったから救われていたに過ぎない虚構だったからです。

 衆議院選挙も大義なき解散によって、とにかく国民の批判をかわしてきただけの「大勝」ですから、次の衆議院選挙は危うい、何せ消費税大増税が待っていますからね。

 そこでの布石が萩生田氏の消費税延期と衆議院解散発言。

 萩生田氏の発言を安倍氏の意向と関係のないところでの発言などとは誰も思っていません。安倍氏が言えないことを萩生田氏に言わせているんだなと誰もが思うところです。

 この萩生田氏の発言に対して、安倍政権の姿勢はよくわかりませんが、否定するものと思います。

 今後、安倍自民党の支持率が低下したり、あるいは野党の候補者一本化が実現するような状況になってきた場合には、衆参同日選挙んは間に合わないにしても消費税大増税の延期こそが大義名分になります。これを口実にするんだったら夏の解散は、いくらなんでも早すぎです。

 またです。
 萩生田氏の発言を明確に否定することによってこそ、衆議院解散の口実になります。あれだけ実施すると言っていたのに、また延期かと言われれば、もう二度も延期を口実に解散総選挙を実施しているのですが、三度目ともなれば、さらに強い正当化事由が必要です。

 「あれだけ実施すると言っていたのに!」
 という批判が欲しいんですね。そのための布石がお友達である萩生田氏の発言なのです。

 しかし、アベノミクスという税金の垂れ流し政策を強行しておきながら、景気が…なんて言うのであれば、それは経済政策の失敗を自認したようなもの。
景気がいい? でも賃金が上がらない 偽物の人手不足と外国人材 欺されないでね

 国の借金を増やしただけの人が消費税大増税の延期について国民に問うなんてずうずうしいのです。経済政策の失敗なんだから責任をとって総辞職、これが求められているものなのです。

 党利党略の解散など許されません。

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