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ALS患者の介護調査「時間稼ぎですか」発言 市と弁護団は説明を

埼玉県吉川市の職員が、ALS(筋萎縮性側索硬化症)患者の介護度を調査する中で「時間稼ぎですか」などと発言した問題で、大きな批判が起こっています。

吉川市には各メディアが報じた翌日の17日から批判の電話やメールが殺到し、対応に追われた他、襲撃予告のメールが届いたとのことです。市は市民に対して注意を呼び掛けるとともに、吉川警察署署員が警戒にあたっています。

『ALS患者に「時間稼ぎですか?」で批判の吉川市役所 襲撃予告で警戒態勢に』

市役所業務への影響、また市民への対応に遅滞が生じないか、懸念されるところです。

襲撃予告については、威力業務妨害として吉川署の捜査が実施されるものと思います。解決するまでの間、市民が市役所への訪問を躊躇することで、必要な手続きやサービスが届かないような事態に陥らないか、心配です。

メディア報道によれば、批判を受けた発言について市側は

「代理人弁護士に対する発言だった」
「調査に至るまでの経緯など全体に対して述べたが、言葉自体が不適切だった」
「弁護士らとの間で日程調整を重ねていたが、なかなか決まらなかったことが背景に」

と説明していますが、批判する人々の多くは「納得がいかない」「言い訳になっていない」と、なお怒りを露わにしています。

問題とされた発言は、市の職員3名による訪問調査の際、患者本人・患者家族・ヘルパー・患者代理人弁護士が話し合う中であったとのことです。
弁護士が同席するに至った背景には、これまで繰り返し介護時間の増加を申請してきたものの、受理されなかった状況があったようです。「吉川市ALS介護保障事件弁護団」が結成されており、騒動になった訪問調査では弁護士がレコーダーによる録音を行っています。

「時間稼ぎですか」との職員の発言には、強い非難の感情が伴っています。患者本人に向けてではなかったとしていますが、通常、市役所職員の業務の中で用いる言葉ではありません。そこには、発言に至った経緯があったはずです。
各社の報道を見ても、「時間稼ぎ」が代理人弁護士にとって有利に働く、また市の職員にとって「時間稼ぎ」されて困るような具体的な理由が分かりません。

市は「男性本人に謝罪したい」としていますが、市に電話やメールで対応を求めた人々は、それでは不十分だと考えるからこそ、そのような行動を起こしたのでしょう。

不適切とされた発言のあった調査に至るまでの具体的な経緯、そして発言に至るまでの具体的なやり取りについて、説明して頂きたいと願います。

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