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昔懐かしい「絶品しっとりチャーハン」が味わえる東京名店2選


「三陽」のチャーハン 600円(スープ付き)撮影■中庭愉生


「十八番」の五目チャーハン 950円(スープ付き)撮影■岩本 朗

 中華料理の“王道”であるチャーハンだが、米の種類や具材の組み合わせ、炒め方でまったく違った味わいになる。

 今回は、ブログ「チャーハン・炒飯 美味礼賛」筆者の光安弘毅氏がオススメする、どこか懐かしく安心できる「しっとりチャーハン」の名店を2店紹介しよう。

 官公庁街が近く、オフィスビルが立ち並ぶ虎ノ門エリアで働く人々に愛されている街中華店が「三陽」だ。

 看板メニューの一つである「チャーハン」(600円/スープ付き)で使用するのは、新潟県産コシヒカリ。

 ラードを熱した中華鍋に卵を入れてさっと火を通すや、素早くご飯を入れて炒め、チャーシュー、静岡県産のナルト、グリーンピースを投入してさらに鍋を振る。この一連の作業にかかる時間はわずか1~2分。お玉から皿に移されたご飯はラードをまとって、しっとり艶やか。

 塩や醤油などで味付けした昔ながらの懐かしいチャーハンは、一口食べるたびに米の旨味が広がり、心も温かくなる。

 2店目に紹介するのは、環七通り沿いに約55年前から店を構え、地元客はもちろんドライバー客からも愛される街中華の名店「十八番(おはこ)」(野方)だ。

 孟宗竹で手打ちする各種ラーメンや、皮から手作りの餃子と並ぶ人気メニューがチャーハンだ。「五目チャーハン」(950円/スープ付き)の具は卵、チャーシュー、カニ、ネギ、干しシイタケ、ザーサイの6種類。

 細かく刻んだ具とご飯を丁寧に炒め上げることで、具から出る旨味と米が一体化し、シンプルながらも味わい深いチャーハンに仕上がる。しっとり、ふんわりとした食感の中に、大きめに切ったザーサイも味のアクセントになり、最後まで食べ飽きない。どこか懐かしく安心できる味わいだ。

【三陽】東京都港区虎ノ門1-8-5/営業時間=月~金:11時~23時、土・日・祝:11時~15時/休み=不定休 撮影■中庭愉生 取材・文■上田千春

【十八番】東京都中野区大和町2-2-2/営業時間=11時~15時(L.O.)、17時~20時半(L.O.)/休み=火・水 撮影■岩本 朗 取材・文■城川佳子

※週刊ポスト2019年4月26日号

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