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米モルガン・スタンレー、第1四半期9%減益 市場予想は上回る


[17日 ロイター] - 米金融大手モルガン・スタンレー<MS.N>が17日発表した第1・四半期決算は9%減益となったが、ウェルスマネジメント事業がやや増収となったほか、コスト削減が寄与し、アナリスト予想は上回った。

株価は序盤の取引で約1%高。

ジョナサン・プルザン最高財務責任者(CFO)はインタビューで「今四半期は、当社事業の健全性を示すのに重要なウェルスマネジメント事業の回復が示された」と述べた。

また非金利費用を4%削減し、利益の押し上げにつながった。

全体的な四半期利益は23億4000万ドル(1株当たり1.39ドル)と、前年同期の25億8000万ドル(同1.45ドル)から減少した。特別項目を除く1株利益(EPS)は1.33ドルだった。

収入は7%減の102億9000万ドル。

リフィニティブのIBESデータによると、アナリスト予想はEPSが1.17ドル、収入が99億3000万ドルで、ともに予想を上回った。

ウェルスマネジメント事業の収入は前年同期比でやや増加。利益率は27%を維持した。アナリストによると、同事業は機関投資家証券事業よりも堅調だという。機関投資家証券事業はトレーディングや引受業務、投資銀行業務などで大幅に減少した。

エバーコアISIのアナリスト、グレン・スコール氏は「ウェルスマネジメント事業は、(前年同期に比べて)より厳しい環境下で利益率を維持することができた」と指摘。「市場好転や引受業務の改善などを考慮すると、(今回の四半期決算を受け)楽観的な見方が広がる」と述べた。

プルザンCFOは、世界経済の減速懸念、米中貿易摩擦、米連邦準備理事会(FRB)の金利政策などから、2019年初めにはリセッション(景気後退)懸念が浮上したが、こうした懸念は後退したようだと述べた。

ウェルスマネジメント事業の株主資本利益率(ROE)は13.1%で、利益率と共にジェームス・ゴーマン最高経営責任者(CEO)が設定した目標レンジ内に収まっている。

先に発表したソリウム・キャピタル買収について、ゴーマンCEOは、ソリウムが手掛けるストックオプションなど従業員の金融資産に関する助言提供事業がモルガン・スタンレーとの連携を支援し、ウェルスマネジメント事業のプラスになるとした。買収手続きは5月中に完了する見込みという。

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