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スマホ料金が安くなれば中古スマホ屋が儲かる

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■スマホ利用料金が安くなる代償

 政府の鳴り物入りで始まったスマホ利用料金の大幅値下げが遂に開始されたようで、NTTドコモが新料金プラン(「ギガホ」と「ギガライト」)を他社に先駆けて発表した。シンプルなようで複雑な料金体系になっているものの、組み合わせの仕方によっては最大で4割安くなるそうで、一応は、政府の意向に沿った格好となったようだ。

 しかし、今回の値引きと引き換えに、ユーザーに対する過剰なまでのサービスは徐々に打ち切られるようになっていく可能性は高いと思われる。あるいは逆に、これまで無償サービスだったメンテナンス等が有料化されることで帳尻を合わせていくことも考えられる。

 大手キャリア3社が、料金を4割も引き下げても全く困らないほどに濡れ手に粟で大儲けしていたというなら話は別だが、おそらくそんなことはないだろうから、これだけ大きく料金を引き下げれば、スマホ本体を値上げするか、人件費を削るか、人的サービス料金を引き上げるしか手はないのではないかと思う。しかし、スマホ本体の値上げは消費者離れを引き起こす危険性があるので、目に見える商品価格よりも目に見えない人件費を弄る方向で調整が進むのではないかと思われる。

■「安価な料金」と「トラブル無償対応」は両立できない

 スマホ利用料金が安くなれば、これまでスマホを敬遠していた人達も、これみよがしに大勢、大手スマホショップに駆けつけるかもしれないが、その行為は大きな誤算に繋がる可能性がある。

 「えっ、既に格安スマホがあるので、大手キャリアの客はそれほど増えないでしょ」という声が聞こえてきそうだが、ほとんど自力で設定することが要求される格安スマホは、ある程度、コンピューターの知識が無いと使用するのは恐い・心配という機械音痴な人(主に年輩者)は大勢いる。そういった人々は、未だガラケーのみを使用しているか、多少料金が高くてもトラブった時に面倒をみてくれる大手キャリアのスマホを使用している。

 そういった人々が求めているのは、「料金が安価」で「トラブル対応をしてくれる」という日本流の至れり尽くせりのサービスだが、本来、この2つは両立が難しいサービスであり、どちらか一方しか選択できないものでもある。

 実際、「料金が安価」でトラブルは自己責任というのが格安スマホであり、料金は高いが「トラブル対応をしてくれる」というのが大手キャリアの現行サービスであることは言うまでもない。

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