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FRB、インフレ目標レンジを採用すべき=ボストン地区連銀総裁


[15日 ロイター] - 米ボストン地区連銀のローゼングレン総裁は15日、連邦準備理事会(FRB)がインフレ目標レンジを採用すべきだとの認識を示した。

ノースカロライナ州のダビッドソン・カレッジで行った講演で述べた。

FRBは不況時にはインフレ率が2%を下回ることを余儀なくされており、好況時には2%を超えるインフレ率を目指すべきだと主張。例えばインフレ目標を1.5─2.5%のレンジに設定することが可能だとした。

総裁は「低金利の世界ではインフレ率をFRBの目標に向けて(もしくは目標以上の水準に)戻す上で、金利の引き下げに制約があることを踏まえると、今後、対称的なインフレ目標の達成がはるかに難しくなる公算が大きい」とし「私自身は、FRBがインフレレンジを採用することが望ましいと考えている」と述べた。

また「インフレ率は目標を若干下回っているだけだが、小幅な下振れが日常的になれば問題だ」との見方を示した。

FRBは2012年に2%のインフレ目標を採用。現在の目標は「対称的」であり、上限ではないとしている。

ただ総裁は、現在のインフレ目標が「対称的」であるにもかかわらず、人々は実際にはこの目標を「上限」と受け止めていると主張。インフレ率は毎年2%を下回る傾向にあると指摘した。

総裁は講演後の質疑応答で、株価の上昇に歯止めを掛けるためにFRBが現時点で政策を調整する必要性はないとの見解を示した。金融安定の動向を注視する必要はあるものの、金融資産の全般的な価格水準という点で、現在は極端な状況にないとし、「今は金利据え置きが適切だ」と述べた。

*内容を追加しました。

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