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加熱式、蒸気式など新型タバコって受動喫煙ないだろと思ってるなら「新型タバコの本当のリスク アイコス、グロー、プルーム・テックの科学」を読んでから

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さて、以前にこういうエントリーを書きました。


この訳の分からないステッカーを貼られた飲食店が多く見られるようになりました。「禁煙でも新型タバコはOK」という全く意味不明なもので、担当者がお店を回り、あることないこといって貼って回っているようです。


実はこの効果は絶大で「新型タバコは害がない」と信じ込んだ人が、禁煙場所で堂々と吸ったりしてトラブルになったり、

医師に「禁煙しないとダメ」と言われて「禁煙しましたっ、キリッ」とばかりにやってくる患者が多いそうだ。これで死んでしまったらどうするの。タールはでないから肺がんにはなりにくくても脳疾患や心疾患はニコチン要因だから、逆に濃いニコチンを吸い込む方がヤバいでしょうよ・・・・・

でもいままでJTはまったく情報を公開せず、アメリカなどでは新型タバコは販売禁止。持っていると逮捕される国もあるわけで、知らぬは日本ばかりなり、むなのです。

そしたら、専門家の大阪国際がんセンターがん対策センター勤務の田淵先生がエビデンスに則った本をお書きになりました。献本頂けるというが、電子版が良かったので自分で買いました。


本日は許諾をいただいてこの本の内容をかいつまんで説明します。「新型タバコはタバコじゃねーよ。ウィー」みたいなヤツにはこのエビデンスをもとに話しましょうね

新型タバコは加熱式タバコと電子タバコのこと

日本はなんと世界で初めて加熱式タバコを許可した。そのときには実に簡単に認可されてしまった。承認にあたってなんの論議もなかったそうだ。

わたしはいままで電子タバコと書いてきたが、この機会に「新型タバコ」と表記を変えることにした。大きな違いは加熱式はタバコの葉を使うが電子タバコではニコチンを使う。が、ニコチンは劇薬で、これを使った電子タバコは認可が下りない。実質的に買えるニコチン入りのは加熱式タバコだけである。知らない人が多いのだが、フィリップモリスは日本で最初にiQOSの販売を開始し、なんと世界の97%は日本で消費されている。アメリカでは販売が認められていない。

受動喫煙はどうなるのか

問題はここです。本書では新型タバコのマーケット推移や、一番の動機は「喫煙を止めたいから」というエビデンスを紹介している。が、極論を言うと、タバコ会社のPRをまともに受けて脳梗塞や心疾患で亡くなるのは、ある意味自業自得です。好きにしてくれとさえ思う。健康増進法の改正も別に喫煙を禁止するためではない。

受動喫煙をなくすため

なのである。だからこうした規制を「喫煙は文化だ」「喫煙の自由を侵害するな」とガーガーいうのは、100%おかしい。喫煙は勝手にすればよいが、嫌がる他人や未成年者、子供に毒ガスを吸わせるな、というだけの話なのだ。それを文化に置き換えるのはめちゃくちゃ筋違いである。昔は立ちションしても平気だった。それを規制するのは放尿権の侵害にあたるというようなものだ。

なので、このエントリーでは実際に新型タバコで受動喫煙はあるのかという点に絞ります。そして最初に言うと

確実に受動喫煙はある

のです。受動喫煙の害の大半を「がん」と考える人が多いが、実際には8割以上ががん以外で、心疾患と脳疾患です。子供が受動喫煙で肺がんになって死ぬのではなく、ニコチンという猛毒や他に含まれる毒性物質によって突然死するわけです。こちらは厚労省による受動喫煙の死者の比率です。


では、研究機関で発表された新型タバコの受動喫煙分析


右の2つはタバコ会社の研究機関によるもの。タバコ会社の研究は中立性がないといわれるが、まさしくそのとおりで、公的機関で検出される毒性物質を「検出されず」としているのが異様に多い。

タバコ会社の研究では検出されずとされる、いわゆる中国からの黄砂にも含まれる「PM」が検出されている。フィリップモリスは「紙巻きタバコと比べて有害物質が90%低減」と広告をしているが、実は自分に都合の悪いデータは参入していないことが論文で判明した。58種類以外の化学物質のうち、9種類がiQOSのほうが紙巻きより少ないだけなのだ。

58種類以外の化学物質の量を見ると、実は1種類だけを除く、報告された全ての化学物質で紙巻きタバコよりも多くの量が加熱式タバコから検出されていたのである。

というから仰天します。

たとえばフラノンは細胞実験でDNA損傷を誘発することが示されていて、フランメタノールは目、鼻、喉、及び皮膚への刺激性を持ち、脳神経に影響する。iQOSで高かったいくつかの物質では、細胞実験で突然変異を誘発するそうだ。こうした訳の分からない毒物を肺一杯に吸い込んだり周囲に垂れ流しているわけです。

新型タバコからでる水蒸気は、単なる水蒸気ではなく、有害物質の量は紙巻きタバコより少ない物質と多い物質があり、有害物質の種類は同様に多い。そして発がん性物質のタバコ特異性ニトロソアミンは紙巻きタバコに比べると少ないが、この濃度が化粧品から出れば即座に回収の大問題だそうだ。それをまき散らしているわけ。

この本では他にも「どうして日本で新型タバコが大流行したのか」「どういう印象捜査が行われたのか」などが詳しく述べられている。また一般の喫煙に関してもかなりの論文が引用され、わかりやすく解説されている。他人への迷惑を考えないヤニカスにたいしての理論武装としてぜひ読んでいただきたい。

多摩市の皆さん、なんでこんな議員に投票するんですか??

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