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安倍政権の隠ぺい体質 本当に「忖度」がなかったなんて言える立場ではないね 平成も終わるのに明治と変わらない

安倍政権は、自民党内での権力集中から誰もが安倍氏の顔色をうかがうようなひどい状況に陥ってしまいました。
 「忖度」なる言葉が一般的になってしまったのも誰もが安倍氏の意向を「忖度」し、それを政策にしてしまっているからです。

 ところで、この「忖度」とは、安倍氏の意向を察して、それを言われなくても実行することをいうと考えられてきました。
 少なくとも、ここまでは確定です。

 問題なのは、それ以上に安倍氏や、安倍昭恵首相夫人がどこまで関与しているのか、なのです。
 安倍氏や安倍昭恵首相夫人の関与がなければ、ここまで露骨に政策が安倍寄りになることはないのではないか、誰もが思っているところです。

 毎日新聞の報道が注目です。
首相と省庁幹部の面談記録「不存在」 官邸1年未満で廃棄」(毎日新聞2019年4月13日)
「安倍晋三首相と省庁幹部らとの面談で使われた説明資料や議事録などの記録約1年分を毎日新聞が首相官邸に情報公開請求したところ、全て「不存在」と回答された。官邸が記録の保存期間を裁量で廃棄できる1年未満に設定していることも判明した。」
 このような記録が公になってしまったら総理への「忖度」の構図がわかってしまいますからね。
 とにかく記録に残さない、そうすれば、あとは知らぬ存ぜぬでしらを切り通すことができる、あまりに「廃棄」の動機は露骨です。

 毎日新聞の記事は、識者(誰だかわかりませんが)のコメントとして、「首相の政策判断の検証に必要だとして、記録を残すルール作り」を求めていますが、問題はそういうことではなくて、安倍政権が露骨に隠ぺいしているということです。
 今、これだけ政治問題になっているのに、そのようなことは全く気にすることなく廃棄できてしまうのは、あまりに露骨です。
 というか、見られて困ることが記録化されているというを証明しているようなものです。

 森友学園の国有地8億円の値引き、加計学園に特別に獣医学部の新設認可、逮捕状の執行をさせない、安倍・麻生道路の国直轄調査の復活。
 これらの真相は未だに闇のまま。

その総理は、今年も恒例の「桜を見る会」で安倍昭恵首相夫人とともに満面の笑みで芸能人とやらと懇談だそうです。どちらもお気楽でいいですね。芸能人たちも安倍政権に「忖度」していればいいんだから。

 このような安倍氏の政治の私物化について、私は以前から、平成の世でありながら未だにこんなことしているのか、ということを言ってきました。
 こういうときの元号って意味深だと思いますよ。明治時代のように露骨に政治を私物化してきた時代と比較できてしまうのですから。これが西暦だったらインパクトが薄いかもしれませんね。
 ならば「21世紀の時代なのに!? 未だにそんなことしてるの」という表現もいいかも。
「金銭伴う関与なし」 誰もそんなことを聞いていません「お友達」優遇という国家の私物化の問題だ 自民党議員それぞれが問われている

明治は遠くなりにけり…だったはずなのに

 いずれにせよ安倍政権がやっていることは前近代的な国家だけがやれるようなことを平気でやっているところに特徴があります。
 令和になっても安倍政権は、明治時代と変わらないようなことをやっているんでしょうね。
 こんな政権が続くようではダメです。終わりにさせましょう。

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