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日本製品のパッケージデザインが残念だと思うこと。

最近購入した調味料3種。左から、中国製料理酒、マレーシア製オイスター・ソース、スペイン製(原産国はイタリア)バルサミコ酢。

意図したわけではありませんが、すべてパッケージデザインのコンセプトが共通していることに気づいて笑ってしまいました。

基本色はけっこう派手な赤と黄。

原産国や漢字・英語表記、イラストや写真などをごちゃごちゃ配置。

それぞれインパクトの強い書体を使用。

どの製品も競争の激しい売り場に置かれているもので、ブランドを決めて購入しているのではない私が、店頭やネット通販サイトでこれらの商品を選んだのはやはりパッケージのせいではないかと感じました。それだけパッケージにインパクトがあったということ。

いっぽう最近機になっているのは、日本に帰ったときお店でみかけたり、日本からのお客さんにおみやげでもらったりする日本製品のパッケージがみな同じに見えること。

日常使いというよりちょっと高級だったり贈答用の食品や雑貨に特に多いのですが、

1.白や生成、黒やブラウンなどがメインで落ち着いたモノトーンを基調とした色遣い

2.すっきりしたシンプルで飾りのないデザインでロゴも小さめ。書体はレトロ

3.イラストがある場合は雲とか花とか和風を意識して簡略化したデザイン

4.懸け紙や紐などを使うことも多い

という共通の特徴があります。確かに10年以上前にこういうデザインが出てきたばかりの頃は新鮮な感じがしたのですが、現在となっては

えっ、まだ同じこと続けてたの?

という印象。あまりにもこのようなデザインが増えすぎて商品の特徴がかえって出なくなり、インパクトにも欠け、永遠のマンネリズムに陥っていると思います。

創っているデザイナーも既存のデザインにちょっと手を加えただけの手抜き仕事でどうかなーと思いますが、発注している企業(おそらく圧倒的に中小企業が多いはず)も、「絶対にこの商品を売りたい!」という気迫に欠けます。とりあえず万人受けが良い、無難なデザインを選んでいるのではないでしょうか?

ex Japan(日本を除く)アジアで暮らしていると、各国がそれぞれの持ち味を活かしながらも全体としてアジアというダイナミックな潮流を作っているのを日々実感します。そこから日本がいつもするりと抜け落ちていくのが残念でならない。

それでも江戸時代くらい徹底的に鎖国してガラパゴス化し、唯一無二の文化を作り上げるのならまだしも、今のように中途半端にグローバルトレンドを追いかけながら、このパッケージのように横並びで日本的なる無難な幻想に固執してしまう現状は唾棄すべきじゃないでしょうか。

パッケージデザインではもっともっと多くの企業に百花繚乱の冒険をしてほしいと思います。

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