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日米スカウトが驚嘆「佐々木朗希」逆境の163キロ

 センバツ甲子園の真っただ中だった3月31日、栃木県でおこなわれた、とある練習試合。岩手県立大船渡高校の佐々木朗希投手(3年)を、日米のスカウトが、こう評した。

「将来の球界を代表する投手になれる可能性があります。久しぶりに痺れましたね」

 佐々木投手を見るために、日米18球団、計45名ものスカウトが集結していた。巨人のスカウトは、「いまプロに入っても三本の指に入る」と絶賛する。

 4月6日には、U-18高校日本代表合宿の紅白戦に先発すると、高校球界を代表する打者たち相手に、見逃し2つ、空振り4つの6者連続三振。さらに、最高球速は163キロをマーク。大谷翔平(24)が高校3年夏に出した160キロを上回り、高校球界最速記録となった。

「高校3年時で比べると、佐々木のほうが上。制球の安定感もあり、素材型の大谷に対して、佐々木は即戦力に近い」(セ球団スカウト)

 魅力は素質にとどまらない。中学時代の指導者が語る。 

「高校進学の際、34年間甲子園に出場していない大船渡高校ではなく、花巻東高校に行って大谷を超える選手になれと伝えたら、『中学の仲間と大船渡に入って甲子園へ行く』と、かえって発奮させてしまった。

 中学3年の春、股関節の怪我で医師から投球禁止を伝えられたときは、『もう中学では投げられないかも』と、その場で悔し泣きです。大の負けず嫌いですよ」

 2018年夏の甲子園予選は3回戦で敗退しており、雪辱に燃えている佐々木投手。190cmの長身から、しなやかに豪速球を投げ込む。また、岩手から怪物が誕生する。

(週刊FLASH 2019年4月23日号)

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