- 2019年04月12日 15:15
内向型33歳電通マン“人脈断捨離は正義”
2/2人間関係は切ってもいい
となれば、「居心地のいい人」と付き合うにはどうしたらいいでしょう。
ここでも、やはり「自覚」が大事です。「こういう人とは仲良くしたい」「こういう人とはなるべく付き合いたくない」というふうに、自分にとって居心地のいい人と、そうでない人を言語化しておきます。
アンガーマネジメント(怒りをコントロールするための心理プログラム)では、自分の怒りのトリガーになるものを明確にするステップがあります。このステップを経ることで、怒りが湧いてきやすい状況や場面を自覚できるようになります。
これを応用して、何が自分に「この人、いいな」「この人、嫌だな」と感じさせるトリガーになるのかを、「感情」ではなく「思考」で整理しておくというわけです。
なかには、仕事上の関係など、苦手な人とも付き合わなくてはならない場合もあるでしょう。
でも一方には、「切ろうと思えば切ってもいい関係」も意外と多いものです。
それなのに、人付き合いをすべて一緒くたにして、「誰とでも仲良くしなくてはいけない」なんて思っていては、自分がどんどん苦しくなるだけです。
でも、ムリはしない。負担ならすぐに逃げよう
こうして、たまには勇気を出してみる一方で、普段は、居心地のいいメンツを大事にしていればいいと思います。気兼ねなく付き合える、気心の知れた仲間は貴重です。かといって、いつも同じメンツと一緒にいると、それはそれで、人間関係の幅も自分の思考も狭まってしまうでしょう。
吉田将英『仕事と人生がうまく回り出すアンテナ力』(三笠書房)そこで、ときには少し勇気を出して憧れの人にアプローチしてみる。
「すごいな」と思っている先輩に「今度、ご飯一緒にお願いします!」と話しかけてみたり、愛読しているブロガーにメッセージを送ってみたり。意気投合とまではいかなくても、つながりが持てるだけでも上出来です。
なかには、アプローチしてきた人を高圧的な態度で支配しようとする人(僕からすると、これほど残念な人はいない)もいるかもしれません。だから、「いつも」でなく「たまに」でいいし、「ものすごくでかい存在に」でなく「ちょっと憧れている存在に」でいい。そして相手と触れ合ってみて少しでも負担を感じたら、さっさと逃げていい。
あくまでも、ほかの仕組みによって生まれた余裕でやってみよう、という話なので、ここでがんばったり、自分を追い込んだりする必要はまったくありません。
居心地のいいメンツという「安全地帯」は確保しつつ、仕組みによって生まれた余裕で、ときには冒険に出てみる。そんなバランス感でやっていくのが、一番いいのかなと思っています。
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