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- 2019年04月10日 06:47
改元の次は紙幣の変更ですか。イメージだけで改憲まで乗り切る戦略の安倍総理
改元を政治利用して支持率をアップさせた安倍内閣。
これで支持率が上がってしまうのは悲しい限りですが、これが政治の現実です。
参照
「「令和」好評で「安倍政権支持率5%増」の憂鬱をどう捌くか」(ブロゴス)
さて、安倍政権は、今度は、紙幣の変更だそうです。一体、どこで検討していたのやら、いきなり紙幣に載せる人物まで決まっていました。
1万円札 渋沢栄一
5千円札 津田梅子
千円札 北里柴三郎
津田梅子、北里柴三郎はともかく、渋沢栄一を選ぶセンスって一体、何なのでしょう。
本当のことをいうと私は、その名も存じませんでした。
ネットで検索すると…日本の資本主義に貢献した実業家…
だそうですが、何故、これで選んだのか全くわかりませんでした。大衆に親しまれたということとはほど遠いものがあります。
むしろ韓国メディアから批判されて、なるほどと思ってしまうくらい、ひどい人選だったんだなと思いました。
「渋沢栄一の新1万円札採用を批判 韓国メディア「収奪の主役」」(共同通信2019年4月9日)
こうした人物を紙幣に入れてしまう感覚は右傾化と無縁ではありません。
大衆に親しまれてきた人こそ、選ぶべきなのに、これでは最悪です。
与謝野晶子なんかいいですね
[画像をブログで見る]
しかもそもそもをいえば何故、今、紙幣の人物を変えなきゃいけないんです?
紙幣を変えるというこうことは特需ではなく、社会全体にとって負担でしかありません。偽札事件が起きたとかいう事情もないのに、変更する必要性など全くないのに敢えてやってのけるのは、安倍氏が自分の「手柄」にしたいから。
改元と同じで紙幣を変更するということで安倍政権のイメージだけで政権支持につなぎ止めたいという露骨なやり方です。
北方領土問題を自分が解決して手柄にしたいという意気込んでいた安倍氏も今や、この問題は黙り。二島先行論と言ったときには、現実をわかったのかと思いきや、二島限定論とは似ても似つかぬ文字通りの二島先行論だったことで暗礁に乗り上げ、もう解決の糸口さえなくなりました。
そういった安倍総理が安直な方法として紙幣の変更を思いついたのでしょう。
政治の私物化がひどすぎ。
こんな安倍氏に自民党所属国会議員が何も言えないのでは、議員たる資格もありません。
安倍氏の虚栄心がこのようなことをさせているのと同時に支持率を維持させることによって改憲のための手段でもあります。支持率確保のためには手段を選ばないというやり方は、政治が二流、三流にも成り下がったということでもあります。
紙幣の変更なんかに浮かれちゃダメですよ。
ところで未だにマスコミの中には、紙幣の変更を特需みたいに報じるんだから困りものです。
「新紙幣で特需1.6兆円=ATM改修、銀行界には負担」(時事通信2019年4月9日)
これで支持率が上がってしまうのは悲しい限りですが、これが政治の現実です。
参照
「「令和」好評で「安倍政権支持率5%増」の憂鬱をどう捌くか」(ブロゴス)
さて、安倍政権は、今度は、紙幣の変更だそうです。一体、どこで検討していたのやら、いきなり紙幣に載せる人物まで決まっていました。
1万円札 渋沢栄一
5千円札 津田梅子
千円札 北里柴三郎
津田梅子、北里柴三郎はともかく、渋沢栄一を選ぶセンスって一体、何なのでしょう。
本当のことをいうと私は、その名も存じませんでした。
ネットで検索すると…日本の資本主義に貢献した実業家…
だそうですが、何故、これで選んだのか全くわかりませんでした。大衆に親しまれたということとはほど遠いものがあります。
むしろ韓国メディアから批判されて、なるほどと思ってしまうくらい、ひどい人選だったんだなと思いました。
「渋沢栄一の新1万円札採用を批判 韓国メディア「収奪の主役」」(共同通信2019年4月9日)
「朝鮮半島の初めての近代的な紙幣に登場し、韓国に恥辱を抱かせた」日本の民からも搾取してきた人物という意味では同じですよね。
「朝鮮半島の収奪の歴史を象徴する人物の肖像を採用するのは「過去の歴史を否定する安倍政権の歴史修正主義が反映された可能性がある」」
こうした人物を紙幣に入れてしまう感覚は右傾化と無縁ではありません。
大衆に親しまれてきた人こそ、選ぶべきなのに、これでは最悪です。
与謝野晶子なんかいいですね
[画像をブログで見る]
しかもそもそもをいえば何故、今、紙幣の人物を変えなきゃいけないんです?
紙幣を変えるというこうことは特需ではなく、社会全体にとって負担でしかありません。偽札事件が起きたとかいう事情もないのに、変更する必要性など全くないのに敢えてやってのけるのは、安倍氏が自分の「手柄」にしたいから。
改元と同じで紙幣を変更するということで安倍政権のイメージだけで政権支持につなぎ止めたいという露骨なやり方です。
北方領土問題を自分が解決して手柄にしたいという意気込んでいた安倍氏も今や、この問題は黙り。二島先行論と言ったときには、現実をわかったのかと思いきや、二島限定論とは似ても似つかぬ文字通りの二島先行論だったことで暗礁に乗り上げ、もう解決の糸口さえなくなりました。
そういった安倍総理が安直な方法として紙幣の変更を思いついたのでしょう。
政治の私物化がひどすぎ。
こんな安倍氏に自民党所属国会議員が何も言えないのでは、議員たる資格もありません。
安倍氏の虚栄心がこのようなことをさせているのと同時に支持率を維持させることによって改憲のための手段でもあります。支持率確保のためには手段を選ばないというやり方は、政治が二流、三流にも成り下がったということでもあります。
紙幣の変更なんかに浮かれちゃダメですよ。
ところで未だにマスコミの中には、紙幣の変更を特需みたいに報じるんだから困りものです。
「新紙幣で特需1.6兆円=ATM改修、銀行界には負担」(時事通信2019年4月9日)
「2024年度上半期に予定される新紙幣の発行は、現金自動預払機(ATM)や自動販売機の改修・更新などを通じて関連業界に1.6兆円の特需をもたらす見通しだ。」特定の業者が儲かるということは他に負担する人たちがいるということ。それだけのことですから、「特需」という言葉に欺されないようにしてください。