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大統領が推す米FRB理事候補、批判にさらされていると訴え


[サンフランシスコ 8日 ロイター] - トランプ米大統領が連邦準備理事会(FRB)理事に指名する考えを示した元ピザチェーン経営者のハーマン・ケイン氏は8日、フェイスブックに投稿した動画で、保守的であるという理由で批判にさらされていると訴えた。

トランプ大統領は、空席となっている2つのFRB理事のポストに保守系経済評論家のスティーブン・ムーア氏と、ケイン氏を指名する意向を示している。[nL3N21M4GN][nL3N21P0LS]

ケイン氏は約30分の動画で「共和党員として大統領選や上院選に出馬したという理由で、また、率直に物事を語る保守主義者であり、憲法や法律について積極的に発言するという理由で、私は攻撃されている」と訴えた。

トランプ大統領を支援する政治資金団体を立ち上げるなど、同大統領と極めて近い関係にあるケイン氏を巡っては、大統領がFRB理事に指名する考えを表明して以降、厳しい指摘が出ている。同氏は2012年の米大統領選に出馬したが、セクハラ疑惑が浮上して撤退した経緯があり、これを問題視する声もある。

ケイン氏は、自身とムーア氏についての「否定的で不公平、かつ、ばかげた」コメントがあると指摘。その上で、過去にカンザスシティー連邦準備銀行の幹部を務めた経験がFRB理事ポストに生かされると主張した。

また、ムーア氏はあるラジオのトークショーで、力強い経済状況が続いた場合、トランプ氏は「地滑り的勝利で再選」されると予想した。その上で、「FRBが経済におけるマネーサプライを縮小させていないことを確認する必要がある。私はこれについてやや神経質になっている」と語った。

別のラジオインタビューでは、FRBで成長を支援する役割を果たしたいと述べ、「トランプ氏が導入し、おそらく世界で最も良好な経済をもたらした経済政策に対応できるようにしたい」と語った。

ムーア、ケイン、両氏ともトランプ大統領の経済政策に支持を表明しており、ムーア氏は成長促進に向け利下げを支持する意向を示している。

ムーア氏は、ラジオトークショーのホスト、フランク・ベックマン氏に対し「トランプ氏が再選されれば経済の好調はあと3─5年続く可能性がある。われわれはこれらの政策を維持する」と語った。

*内容を追加しました。

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